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我、書く 故に 我、在りBLOG

訓練生のブログ

我、書く 故に 我、在り

  • 執筆担当:秋葉原訓練生・かもしか
  • DATE:2016/07/27

1.書く意味を問う

原稿執筆の依頼を受けて、「何のために書くか」という目的を考えてみた。

 

まず「“書き”のリハビリ」である。ここ数年、体調不良で様々な能力が低下しており、中でも「書く力」の低下を痛感している。諸々の出来事に対する反応が乏しく、「私は~と思う、考える」が、なかなか頭に浮かんでこなくなった。以前はわりとスムーズに言葉が浮かんでいただけに現状をより受け入れ難くしている側面もあった。その一方で「書けない自分」という現実は厳然として目の前に存在している。不能から可能への架橋が求められる中で混沌とした思考を象徴するキーワードとしてまず浮かんだのが「リハビリ」であった。

 

次いで「自分自身の振り返り」である。書くためにはネタが必要である。今回はそれを自分自身の中に求めることにした。個人的に日記をつけてきてことに加えて、さらぽれでも週報の記入や面談を通じて習慣化させることができているので、題材の量という点では政治や経済といった他の対象よりも優位である。自分の中にある個々の題材をブログ執筆を通じて文章の形に整理・統合することは自らを改めて問い直すという作業でもある。この蓄積は生きるための推進力にもなりうる。

 

以下では、コンディションの変遷を概観した後に、その中での取り組みとして読書に焦点化した上でこれまでの振り返りとそれに基づく自分の中の願望と課題を抽出していきたい。

 

2.苦闘、回復、足踏み

 1月下旬から5月中旬まで、プライベートでのストレスも重なり、体調不良で苦しい時期が続いていた。それが5月下旬から緩やかではあるが回復基調にあった。考えられる要因は3つ挙げられる。

 

① 初夏という季節要因、つまり私にとって1年で最も過ごしやすい時期であったこ

② 外部環境からのストレスが軽減された

③ 脳神経科での頸部治療が奏功しはじめた

 

しかし、「このまま順調にできることを増やせていけたら」と思っていた矢先に風邪を引き、気温の急上昇への適応不全(おそらく夏バテ)が重なり、現状はは「踊り場」といえる。

 

 現在は休養を主として体調不良への対応を最優先させざるを得ないが、回復基調に戻ることができた際に改めて「自分がしてみたいこと」という観点から読書について掘り下げてみた。

 

 3.メンタルヘルスとしての読書

 フィジカル面ではストレッチなどの毎日のケアがだいぶ定着してきたので、ここは現状維持で構わない。やはり問題なのはメンタル面でのマネジメントである。初夏の回復期においては「とにかく本を読むこと」をテーマとしていた。知識を得ること以上に、本の世界に没頭することで意識や思考の切り替えを図るためである。同時に「読みのリハビリ」という側面もあった。何しろ体調の制約により読書量、読解力が著しく低下していたためである。

 

 双極性障害によりコンディションの波が激しい私にとって計画的に本を読むことは数年来の課題であった。このため、今回は以下の点を意識してみた。

 

①その時点での興味・関心を最優先
 (関心が継続しないことに対する開き直り)

②なるべく“軽い”モノを読む
 (量は少なめに Ex.新書など)
(抽象的なものは避ける Ex.哲学、理論など)

③流行りモノを読む
 (ニュースとの関連付けから Ex.デジタル革命)

④図書館通い
 (読書が当たり前の空間に身を置く)

 

 4.次のステップへ

 1か月半の回復期を通じて「多読による気分転換、読書への慣れ」という目標は概ね達成することができた。夏の暑さに適応していくことが前提であるが、これをベースにしつつも、第2段階として「量から質へのシフト」を目標として考えている。

 

これまでの量ありきの読み方では、知識として定着という点からいえば非常に不満が残っている。そこで内容理解に重きを置いた「自分流の読み方」を構築する必要がある。具体的には、「メモをとる」「関連事項をリサーチする」「再読」などである。ここで問われる課題は「アウトプットから逆算したインプット」であり、冒頭で述べた「書きのリハビリ」というテーマへと繋がっていくのである。

 

アウトプットはインプットに比べて他者との関係性が介在する余地が大きい。このため、私が課題としている「知のサイクルの再構築」にあたっては、読書会などの人間関係による枠組みは強力な誘因となるだけに是非とも注力していきたい部分である。何より「人の輪」は先々においても貴重な財産になりうる。基礎コースでのグループワークでも自らの非力と周囲のフォローの有難さが身に染みた。「人間は社会的動物である」というアリストテレスの言葉を噛みしめながら、本稿における思索を今後の取り組みにあたっての指針としていきたい。

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