訓練生のブログblog

就労までのみちのり

こんにちは。秋葉原訓練生N・Tです。私は一昨年の11月より通所を始め、昨年の12月に金融系事務の業務を行う企業様より内定を頂きました。

 

まず初めに、私は発達障害の注意欠陥という診断をされております。
どんなに注意していてもミスがあるといった特性です。また、特性の一部かもしれませんが、同時並行作業が苦手であったり、メモをしたことさえも忘れてしまうといったこともありました。

 

通所を始めて、最初に取り掛かったのが「ミスを少なくする」ことです。前述の通り、何か作業をするとミスが多かったため、作業を完了させた後の見直しを工夫しましょうと職員の方から指導を受けました。職員の方から教えて頂いた工夫の仕方を紹介します。
文字入力であれば入力が終わった段階で、一度印刷をし、「~であると思います。」といった内容であれば、「~/で/ある/と/思い/ます/。」というように、斜線を引いて見直しをするという方法でした。
これにより、誤入力などを限りなくゼロに近づけることが出来ました。

 

同時並行作業はとにかく数をこなし、どういう風に進めれば同時に完了させることができるのかということ考え訓練し、長期的なものであれば対応が可能になりました。

 

メモの内容を忘れてしまうことに関しては、メモしたページなどに付箋を貼り、どこにどういった内容があるのかというのを把握出来るようにしにして、メモした内容を忘れるといったことを防ぐことが出来るようになりました。

 

上記の訓練を毎日行っていった結果、昨年の12月に内定を頂く事ができました。

 

最後に皆様に伝えたいのは、「自分を見つめ直そう」ということです。
上記の特性がわかったのも、職員の方と共に自分を見つめ直したからです。
自分にはどういった特性があるのか。また、どういった工夫をすればそれが抑えられ、対処できるのかなどが、「自分を見つめ直す」ことで見えてくると思います。
正直に言ってしまうと非常に辛いですし、簡単なことではありません。しかし、職員の方と共にやっていけば辛さも軽減されるはずです。ですので、自分を見つめ直していけば、配慮事項や特性に対する対処法などを面接でスムーズに伝えることが出来るようになり、就労に繋がるのではないかと思います。
是非実践してみてください。

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