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障害者就職面接会にいってきました

障害者就職面接会にいってきました

 

2016年6月21日、千駄ヶ谷にある東京体育館にて【障害者就職面接会】が行われました。

 

企業数は約250社、受験者は1000人を超える大規模な面接会です。

久しぶりに同行支援で会場に行きましたが、いつもながら圧倒される人数でした。

 

この場所に来るたびに、「この大勢の中から就労を勝ち取らなければならない」という現実を突き付けられます。

 

それは、こんなにもライバルがたくさんいる・・・、というネガティブな意味だけでは決してありません。

 

これだけの方々が就労を目指してスーツを着て履歴書を準備して背筋伸ばして面接してチャレンジしている、という前向きなパワーを感じることもできます。

 

まだまだ訓練が必要で、就労活動に至らない方もこの障害者就職面接会に見学に行き、このエネルギーを肌で感じることはとても重要だと考えています。

 

さて、この障害者就職面接会は規模がかなり大きいので、普通の面接とは異なった準備と対策を事前にしておかなければならないことがいくつかあるように思えます。

今回は二つご紹介しましょう。

 

 

  • 面接カードを取りに行く順番

13:30の合図で一斉に希望する会社の番号札を取ります。

一昔前までは支援者も番号札を取るということができましたが、現在では支援者が同行できない方への公平性を期すためにそれはできなくなりました。

 

数社受ける場合はあらかじめ志望順位を決めておき、番号札を取るルートを確かめておく必要があります。

 

1人にかける面接時間は会社によってまちまちです。

5分で終わるところもあれば、30分じっくり行うところもあります。

よって番号が後になれば後になるほど「次の面接まで1時間待ち」というような事態になります。これでは集中力も続きません。

 

そして時間切れになってしまうと「最後には履歴書だけ預かります」となってしまい、せっかく直接面接ができるチャンスを逃してしまいます。

 

ベストの状態で面接に挑むためにも、志望が高い順に番号札を取ることがセオリーの戦術と言えるでしょう。

 

  • 相手に伝わる声量

面接会場は人でごった返しています。

ついつい自覚なしでやってしまうのが、普段の声量で話してしまうことです。

 

私も支援者として隣に座ったり、または後ろに立たせてもらったりしますが、面接の内容以前に、声量を注意しましょうね、とアドバイスすることがよくあります。

 

せっかくのアピールもとぎれとぎれになってしまっては全く意味がありません。

また、元気が良い方が面接官の印象がいいのはもう説明するまでもないでしょう。

 

大きな声で話し続けるというのは結構大変なものですので、日頃から練習しておくとよいですね。

 

 

次回の障害者就職面接会は例年で行くと秋に行われます。これから就労活動を行う方はしっかり準備をして挑みましょう。

みなさんのチャレンジを応援しています。

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