2020年12月9日、15日に横浜事業所において成果発表会を開催しました。
今回は新型コロナ感染防止対策として、密を避けるため定員を例年の半分以下とし2日に分けて開催いたしました。
また来場者の体温チェックや手指消毒、座席間隔を広めにする等安全確保の徹底に努めました。
今回は「地域資源の活用」「地域連携」をテーマに掲げ、外部の方をお招きしての講演も企画しました。
9日は、過去にデイケアや自立訓練などを利用し、現在は企業でご活躍されている、さら就労塾卒業生の講演でした。
障がい受容や自己理解に至るまでの道のりを包み隠すことなくお話され、「自分と向き合うことができれば、人生はいつでも変えていけるのかなと思います。お話聴けてよかったです」といった感想や、多くの来場者から「感動しました」という声が聞かれました。
15日は、外部の障がい者支援機関の方にご講演頂き、就労移行等との連携、就労後のジョブコーチ支援についてなど、実例を用いてご説明頂きました。
来場者には支援者も多く、「日頃の支援にも活用していきたい」という感想も頂きました。
残念ながら例年実施している交流会は行えませんでしたが、質疑応答の場では心のこもった感想や質問を数多くいただきました。
横浜事業所3名、下北沢事業所1名の発表者たちからも「大勢の前で発表できたことで自信がついた」、「就職活動の際に自分をどう知って頂くかについて、発表や質疑応答でのやり取りの中で学びがあった」などの感想が挙がりました。
成果発表会は今までの訓練の成果を発表する場ですが、発表を行ったことでさらに得るものがあったようです。
今回は23の団体や個人参加により、2日間合わせて計40名のご来場となりました。
新型コロナ禍のなか、そして年末のご多忙の中、ご来場の皆様からのご理解・ご協力を頂き、無事成果発表会を終えることができました。改めまして深く御礼申し上げます。
今後とも何卒ご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。
※体験や見学を希望される方へは、オンライン、来場含めて柔軟な対応を考えています。まずはメールや電話でお問い合わせ下さい。
(横浜事業所職員一同)
第36回 成果発表会報告
- 開催日時:2020/12/9,15