一年10カ月さらぽれに通って
こんにちは。さら就労塾池袋事業所訓練生のTです。
この度、就職が決まりましたのでさら就労塾を卒業します。
通所のきっかけからさらぽれで過ごした時間をお話したいと思います。
◇通所のきっかけ
私の場合、就職を考え始めたのが、コロナ禍や持病で入院手術をした関係で、前職を退職をしてから2年半ほどたっていました。そのため、ハローワークの職業訓練を利用しようと考え訪問したところ、障碍者手帳を持っているなら別の方法もあるという話をしてもらい障害者窓口を案内されました。そこで就労移行を何か所か紹介していただき、いくつか見学に行くといいよというアドバイスをもらって、見学に回ってみました。さらぽれに決めたのは、体験の短い期間ながら話をよく聞いていただけたこと、職場を想定しているのである程度の緊張感を持って通所できるのではと思ったからです。
◇訓練を通して
私の場合ブランクが長かったことや、今までの退職理由が通勤ができなくなって、ということから通い続けることが課題でした。訓練中も何度か体調を崩してお休みをしました。その度に面談していただいて、一緒にどうしたら休まず通えるかを考えていただきました。だんだん休まずに通える期間が延び、休んでしまってもすぐに復帰できるようになりました。最初のころは就労のイメージを持てませんでしたが、通所が安定することで就労のイメージを持てるようになりました。
◇就職活動
さらぽれの職員の方々、ハローワークの担当職員の方の協力の中で書類をそろえ応募を始めました。直接面接できる面接会の機会をできるだけ活かして応募しましたが、なかなか先に進めませんでした。そんな中、会社見学に行った企業で実習ができることになり、その後選考が進み内定を頂くことができました。
◇みなさんへ
ご縁があって内定頂けたと思うので、みなさんにアドバイスらしいアドバイスを残すことはできません。ただ、一つ言えるのは自分の体調を第一に無理をせずにできる方法を探すということです。その方法探しはさらぽれの職員の方が一緒にしてくださいます。訓練の中で身に着く報連相を活かして、職員の方に自分の状態を伝え、良い方法を探していく、それが大切だと思います。私もこれからの就労の中で、無理をしないを第一に頑張っていきたいと思います。
◇最後に
一緒に基礎コースで学んだ訓練生の方々お世話になりました。一緒に学べて良い経験になりました。
多くの話を聞いていただき、たくさんのアドバイスをいただいた職員の方々、おかげさまで卒業の日を迎えられました。感謝の気持ちでいっぱいです。ここでの経験を活かして就労先でも頑張っていきたいと思います。
みなさま、ありがとうございました。