バカな女のふりなんかしてないで、あなたはあなたの人生を生きるのよ
好かれるために美しくある必要はないの
好かれるためにお金持ちで有名である必要はないの…
これは私の好きなアーティストの歌詞なのですが…
改めまして、こんにちは!ブログ担当のNです。
さて、私が私の人生を生きる…私らしく生きるって何でしょう?
個人的な見解ですが、どう生きていくかを自分で選択する事なのかな…と思っています。
バカな女のフリがいけないと私は言いたいわけではありません。
私が単にそうしたくないので、やらないだけです。
バカな女のフリをして生きるのも本人が幸せなら構わないと思うんです。
様々な生き方がありますから、その中で自分の生き方を自分で決める…というのが大切なのかなと感じています。
というわけで、私はバカな女のフリはしたくないので…別に頭が良いわけでもありませんが(笑)
大好きな社会科学系、人文学系の本を紹介します。
・国際紛争 ジョセフS・ナイ・ジュニア
ナイはハーバード大学特別功労教授、ビルクリントン政権時の元国防次官補として有名ですね。
この本は国際紛争を様々な角度から分析をしていく本です。
ナチスを何故人々が支持したのかを、個人の問題としてではなく構造的な問題として私はずっと疑問に思っていたのですがこの本に詳しく書いてありとても興奮しました。
・人権と国家 ~世界の本質をめぐる考察~ スラヴォイ・ジジェク
ジジェクは今、世界一のインテリと呼ぶ方もいますね。
この本はかなり難解で、私は前半しか理解出来ませんでした。ただどうして自分は柄谷行人ではなく浅田彰が好きなのか?チョムスキー(*1)も悪くはないけどジジェクのが好きなのかがはっきりしてきた感じかありました。
ジジェクはこの本の中で難民支援も勿論大切だが、そもそも社会のシステムに問題があるのでそこを考えた方がいいと言っているのですが本当に私もそう思います。
・知の技法 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト 小林康夫(編集)・船曳 建夫(編集)
小林教授が好きなんですよね。学ぶとはどういう事なのか、知とは何なのかとこの本の中で小林教授は説明しています。君たちは扇動されてはいけない、自分の頭で考える事が大切だ…というのが心に突き刺さりました。
この人の事をもっと知りたい!という人物に10代の頃に出会っていないと文系の大学に行く意味がないと以前に教授は仰っていたのですが、文系の科目を学ぶ醍醐味ってそこなんだろうな…と思いました。
他にも紹介したい本は沢山あるのですが、今回はこんな感じで終わりにしたいと思います。
私は上記のような本を読んでいると本当に充実感があります。ただ難しいので、疲れてすぐ読むのを止めたりしますが(笑)
昔は、こんな話をしたら女らしくないから言わないでおこうとずっと思っていました。
周りの人が話す話題に合わせて、ただただ笑っているだけ…で。
それをやっていると、自分を見失ってしまうんですよね。
変わった趣味の女かもしれないけど、これでいっかー!と今は思っています。
だって、これが私らしいと思うので。
皆さんの皆さんらしい生き方って何ですか?
*1 ノーム・チョムスキー マサチューセッツ工科大学の言語学、言語哲学の名誉教授。戦争や政治に関する著作も数多く発表している。