こんにちは。訓練生のN.Kです。
私は実は以前、さら就労塾で訓練を受けていて仕事も決まり、定着支援をして頂きながら2年仕事を続けていましたが、体調を崩し、又さら就労塾で訓練しています。
去年の6月から今月で10ヵ月に成ります。
以前の私は自分の体調を過信しており、「自分は大丈夫だ」と思い込み、色々な意味で無理をしていました。その為、黄色信号に気が付けずに、体調が悪化してから気が付くのです。ですから残念な事に仕事を辞めざる負えなかったのです。
昔はPCや職務スキルを上げる事で、頭の中が一杯でした。でも、自分は自分で思っているより体調が悪いと気が付き、何をするにも思い切れなく成りました。元々性格で気の小さい所が有りましたが、ますます気持ちも弱く成ったのです。
さら就労塾で業務のスキルを上げるだけではなく、私は体調管理の訓練の一環として、毎朝職員の方に体調の報告をしてから業務が始まります。
さら就労塾には本当にお世話に成っているのです。職員の方は親身に成って相談に乗って下さいます。毎日実習に行ったり、自分より頑張っている他の訓練生を見ていると正直、焦りますが、私の変化としては周りと比べるのではなく、過去の自分と比べる様に成って来ました。過去の自分と比べてどれだけ成長しているかなのです。それが大切だと気が付いたのです。
私は決して業務能力が高いとは思えません。若くもないですし、PCも子供の頃から触ってないので、得意ではありません。逆にコンプレックスが有るくらいです。でもある職員の方に「Kさんは、業務をお願いすると、素直に気持ち良く引き受けて下さる。仕事をする以前の態度がきちんとしている」と言われました。その言葉は弱っていた私の心に光を当ててくれ、自信に繋がりました。小学校の先生の様に、生活態度も見ていて下さったのですね。私は業務スキルがどれだけあるかばかりに気を取られていました。
「そうか！私に長所が有るのなら、その長所を伸ばせる仕事に就こう！掃除をしたり、作業ばかりの仕事でも構わない」と思ったら気持ちがとても楽に成りました。
波は有りますが、最近体調の良い日が続いています。職員の方はスキルだけでなく、人間性も見ていて下さっています。人間性は仕事をする上で、決して侮ってはいけません。その事を忘れていた自分がいました。でも、もう職員の方のお言葉を信じて、自分自身を信じて就労まで進んで行こうと思います。
そして体調のコントロールをきちんと身に付けて、今度こそは一生分位働ける仕事場を探します。
私達は就労が目的ですが、ひょっとしたら自分探しの旅をしているのかもしれませんね。
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