今回就職が決まった、池袋事業所の某卒業生です。
さらぽれを卒業するにあたって、
入所時の自分と、退所時の自分について、
Before Afterで比較してみたいと思います。
☆社会性☆
・Before:
生まれ育った環境からなのか、
浮世離れした、世間から隔離された環境しか
知らなかったため、非常に世間知らずな人間だった。
・After:
職員や、他の訓練生達と接していく内に、
自分の立ち位置などが客観視できるようになり、
現実社会との擦り合わせができた。
☆障害理解☆
・Before:
「多動」という特性から、暇が嫌いで、
暇があれば遊び惚けているような、
「ただの馬鹿」だった。
・After:
「馬鹿とハサミは使いよう」という言葉があるが、
「多動」という特性を、「仕事に対する積極性」という、
良い方向に向けられるようになった。
☆自己分析☆
・Before:
自分を客観視する事も、全くできていなかったし、
その事に気付く事すらできなかった。
また、仕事をする事に対する、動機付けも不十分だった。
・After:
履歴書や職務経歴書の、数え切れないほどの修正や、
練り上げにより、自分を客観視する事や、
仕事をする事に対する動機付けができた。
☆仕事に対する意識☆
・Before:
給与をもらうという事の重みについて、
全くと言っていい程わかっていなかった。
・After:
11ヵ月間以上、ほぼ100%無給の状態で、
職業訓練を受け続けた事により、
給与をもらうという事の重みが、身をもってわかった。
☆業務面☆
・Before:
今まではPCを、「遊び」というレベルでしか使って来なかった。
・After:
訓練によりPCを、「仕事」というレベルで扱えるようになった。
そして、実践的な事務処理のスキルが身に付いた。
以上です。
これらの訓練の成果はぜひ、
就職先での今後に、活かしていきたいと思います。