旧ブログ

さらぽれでの訓練による Before After

池袋事業所

2018.04.26

今回就職が決まった、池袋事業所の某卒業生です。

さらぽれを卒業するにあたって、

入所時の自分と、退所時の自分について、

Before Afterで比較してみたいと思います。

☆社会性☆

・Before:

 生まれ育った環境からなのか、

 浮世離れした、世間から隔離された環境しか

 知らなかったため、非常に世間知らずな人間だった。

 

・After:

 職員や、他の訓練生達と接していく内に、

 自分の立ち位置などが客観視できるようになり、

 現実社会との擦り合わせができた。

☆障害理解☆

・Before:

 「多動」という特性から、暇が嫌いで、

 暇があれば遊び惚けているような、

 「ただの馬鹿」だった。

 

・After:

 「馬鹿とハサミは使いよう」という言葉があるが、

 「多動」という特性を、「仕事に対する積極性」という、

 良い方向に向けられるようになった。

☆自己分析☆

・Before:

 自分を客観視する事も、全くできていなかったし、

 その事に気付く事すらできなかった。

 また、仕事をする事に対する、動機付けも不十分だった。

 

・After:

 履歴書や職務経歴書の、数え切れないほどの修正や、

 練り上げにより、自分を客観視する事や、

 仕事をする事に対する動機付けができた。

☆仕事に対する意識☆

・Before:

 給与をもらうという事の重みについて、

 全くと言っていい程わかっていなかった。 

 

・After:

 11ヵ月間以上、ほぼ100%無給の状態で、

 職業訓練を受け続けた事により、

 給与をもらうという事の重みが、身をもってわかった。

☆業務面☆

・Before:

 今まではPCを、「遊び」というレベルでしか使って来なかった。 

・After:

 訓練によりPCを、「仕事」というレベルで扱えるようになった。

 そして、実践的な事務処理のスキルが身に付いた。

以上です。

これらの訓練の成果はぜひ、

就職先での今後に、活かしていきたいと思います。