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「障害」という言葉について

池袋事業所

2018.04.26

こんにちは。訓練生のN.Kです。

 私は今まで、自分には「障害」が有る、イコール「もう完治しない欠点」の様に受け止めていました。人間性まで欠落してしまったかのように。

しかし。こんな言葉を投げかけられた事があるのです。「自分が何かしょうとする目の前に障害物がある。それを乗り越えなければいけないのであって、自分に障害が有るので

は無い」と。その言葉は私の心に深く残る事と成りました。

 それまでの私は、「自分よりあの人は障害が重い、軽い」と正直なところ無意識に判断しておりました。

 さら就労塾で訓練する様に成って、自然と心の中で変わった事が有ります。それは、皆と毎日一生懸命訓練に取り組む事によって、お互いに愛着も湧き、障害の重い、軽いで

はなくて「ああ、あの人にはこういう特性が有るんだな」「ああ、こういった所は有るがこんな長所が有る」という風に見る様に成ったのです。

 障害をお持ちの方で仕事の出来る人は沢山いて、私は感心させられる事が有ります。人間関係は苦手だが、PCスキルが高かったり、人の言う事を一辺で覚える才能が有った

り、凄く優しかったり。そして、真面目な人が多い気がします。いつも真剣です。ロマンチストな人もいます。

 私は体調が悪くて、辛く、将来が不安に成る事が有りますが、ある意味「障害」を持っている人生に感謝します。少々弱みのある人間の方が他人に優しく出来ます。そして他

の人を認められる人間に成れたからです。

 こんなに優れた、さら就労塾の仲間とも出会う事が出来ました。