こんにちは。訓練生のN.Kです。
私は今まで、自分には「障害」が有る、イコール「もう完治しない欠点」の様に受け止めていました。人間性まで欠落してしまったかのように。
しかし。こんな言葉を投げかけられた事があるのです。「自分が何かしょうとする目の前に障害物がある。それを乗り越えなければいけないのであって、自分に障害が有るので
は無い」と。その言葉は私の心に深く残る事と成りました。
それまでの私は、「自分よりあの人は障害が重い、軽い」と正直なところ無意識に判断しておりました。
さら就労塾で訓練する様に成って、自然と心の中で変わった事が有ります。それは、皆と毎日一生懸命訓練に取り組む事によって、お互いに愛着も湧き、障害の重い、軽いで
はなくて「ああ、あの人にはこういう特性が有るんだな」「ああ、こういった所は有るがこんな長所が有る」という風に見る様に成ったのです。
障害をお持ちの方で仕事の出来る人は沢山いて、私は感心させられる事が有ります。人間関係は苦手だが、PCスキルが高かったり、人の言う事を一辺で覚える才能が有った
り、凄く優しかったり。そして、真面目な人が多い気がします。いつも真剣です。ロマンチストな人もいます。
私は体調が悪くて、辛く、将来が不安に成る事が有りますが、ある意味「障害」を持っている人生に感謝します。少々弱みのある人間の方が他人に優しく出来ます。そして他
の人を認められる人間に成れたからです。
こんなに優れた、さら就労塾の仲間とも出会う事が出来ました。