2016年7月に入所して1年9か月・・ようやく仕事が決まりました。
まずは、日々相談に乗って励まして頂いた職員の方々、訓練で協力して頂いた訓練生や卒業生に感謝をしたいと思います。
前職は初めてのオープン就労でしたが、体調を崩してしまいやむを得ず退職をしました。当時は落ち込みが強く、すっかり就労に対しての自信をなくしていました。
しばらく休んだ後、就労訓練の必要性を感じ、再度就労移行支援へ通所したい気持ちが強まりました。
数多くある就労移行支援事業所の中で私がさらぽれを選んだ理由は、自習形式ではなく実際の職場を想定した訓練内容に魅力を感じたからです。上司役の職員と報連相の強化やスケジュール調整、同僚役の訓練生と協力して業務に取り組むなど、多くのやり取りが発生する中、自分の強みや課題を表面的ではなく、実践に基づいたうえで理解できると思いました。
実際に様々な訓練をしてみて、自分の得手不得手に向き合う場面が多かったです。職員さんと日々振り返りをする中で、「失敗したことや成功したことを記録し、次に活かすための準備と対策ができる。指示者が不安にならない様に1つずつステップを踏んで仕事を行えますね。」という内容のフィードバックを頂いたとき、すっかり自信を失っていた自分にとっては嬉しかったです。また、自分では気付かなかった強みを発見できたことは大きな収穫でした。
さらに、自身の不得手部分の洗い出しもできました。主に以下の2つを挙げます。1つ目は、1つの業務に対して時間の区切りをつけることが苦手で、際限なく時間を使ってしまう傾向があります。わからないことがあったら考え込んでしまい、早めに相談をしたら軌道修正できるのに、時間を浪費してしまう傾向があります。2つ目は、情報整理に時間がかかり、指示されたことや自分の状態をすぐに把握し理解することが難しいこともわかりました。
得意なことで貢献したいという気持ちも大切ですが、弱点を補い、今よりも楽に仕事をするには?という視点も同じくらい自分の為になると感じます。職員さんに相談後、実践した結果・・。
以下の3つの道具が、今現在自分のお助けツールとして役に立っています。
1)報連相シート→情報を整理して簡潔に伝える。
2)週間スケジュール表→業務タスクを視覚的に明確化することで、迷いなくすぐに取り掛かれる。
3)キッチンタイマー→dretecを使用。時間管理に活用。
これからがスタートです。仕事に就いてからも、背伸びせずに自分のペースで「ぽれぽれ」と歩み続けていきたいです。
以上