今までお世話になりました。

お久しぶりです。今年の3月まで池袋事業所のブログ記事を担当していた訓練生のK.Sです。

さら就労塾への通所を始めて約1年9ヶ月になりますが、8月からの就労が決まりましたので、今回ブログ記事を作成することになりました。職種は一般事務になります。

 

今日に至るまでには長い道のりがありました。
前職では現場作業がメインでしたが、周りの人と比べて作業ミスが多く、これ以上周りに迷惑をかけるわけにはいかないという考えから会社を退職しました。その後、ハローワークに通い、窓口の相談員から就労移行支援事業所のさら就労塾を紹介されました。体験利用したところ、事業所の訓練カリキュラムや雰囲気が良かった為、2016年11月からの通所を決めました。

さら就労塾では、最初に基礎コースにてパソコンの使い方やビジネスマナーを学んだ後、就職準備コースにて様々な活動を行ってきました。

 

中でも大きなイベントだったのが、成果発表会でした。

何度か関わらせて頂いたのですが、その中でも自分の障害と今後の抱負をパワーポイントを使ってスライド発表するのが大変でした。
ですがその中で自分の障害特性を理解し、本番で発表を見に来ていただいた企業や支援機関の皆様に伝えることができたのはいい経験になったと思います。

 

その後に就職活動（と並行する形で企業実習も）を進めていき、ハローワークの求人にて応募した会社で面接の末、内定を頂くことができました。しかし、私としてはオープン就労が初めてだったこともあり、ちゃんと働けるのかという不安がありました。その為、他の会社と同じように企業実習をすることができないかどうか相談したところ、快く引き受けてくださいました。
実際に企業実習を行うことで、会社の中で働く自分をイメージすることができ、最終的にその会社で働く事を決意しました。

 

就労決定までには様々な困難があると思いますが、コツコツと目の前の課題に取り組んでいき、問題があれば職員や周りの人と相談することで少しずつ、確実に就労に近づいていくと思います。就労はゴールではなく社会人生活の最初の一歩だと考えております。今までとはまったく違う職種ではありますが、私も就職先で事業所と同様、引き続きコツコツと真面目に業務に取り組んでいきます。今までお世話になった職員や訓練生の皆様、ありがとうございました。