大きな収穫について
本記事ではさら就労塾の訓練を通して得た大きな収穫についてお伝えしたいと思います。
過去のブログにも書きましたが、私は以前さら就労塾で訓練を受けた後に障がい者枠で2年近く働いて体調不良の為退職し、2回目のさら就労塾で訓練をしています。再入所した頃は元気が出なくて体調不良で悩まされていました。直ぐ疲れてしまい不安定でした。訓練で成果をあげる自信も無く、多分私は仕事が決まらずに卒業するのではないかと思いました。就活している訓練生を眺めながら「何処からそんなパワーが出るのか」不思議でした。
そんな私も再入所してから1年5ヶ月が経ち就活が始まりました。あれだけ出来ないと思い込んでいた事をしようとしています。力と言うものは無理して出すのではなく、チャンスを伺い湧いてくる迄待つものなのですね。
さら就労塾は決して楽ではありません。でも体調不良を温かく見守って下さった職員の方々には感謝しています。
就活では担当職員がつきます。面接練習、会社との日程調整、面接同行、面接後の振り返りをしていただきます。私にとって、これらの面接練習→面接→振り返りというステップは気が重くなる程遠い道のりです。自分の事がこんなに大変なのに担当職員の方はどれだけ大変でしょうか。こちらが頑張らないとやりがいがありません。結果はどうであれ私達が努力しないといけません。私達を信頼して下さっているのだと思います。
面接の会社へ向かう道、色々なお話が出来ます。「面接は自分が見られるけれど、自分からも会社を見るつもりで」と教えていただきました。決して受け身になってはいけないそうです。確かに何でも受け身の人が仕事が出来そうには見えません。何でもハイハイ答えると自分を持っていなくて「本当に仕事を任せて大丈夫か」と逆の印象になります。
私の就活は始まったばかりです。でも勉強になる事が沢山あります。ひとつひとつの経験を無駄にせずに夢に向かって進んで行きたいです。
以前は与えられた仕事をこなすのに精一杯でした。最低限の事さえしていれば良いと思っていました。しかしさら就労塾で「仕事は自ら行うもの」と学びました。過去に私が一つの仕事が続かなかったのもこうした考え方にあったのかもしれません。この発見は自分にとって大きな収穫です。