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第30回成果発表会での運営に関わって

横浜事業所

2018.12.20

第30回成果発表会での運営に関わって

皆様、こんにちは。横浜事業所訓練生のUと申します。

11月に開催された第30回成果発表会に運営として参加致しました。

ブログ執筆の依頼があり、その感想文を執筆させていただきました。

 

職員から運営参加の依頼を受けたのは9月末の事でした。

突然用件も告げられず面談室に来るように言われ、最初は「自分が何かやらかしたのか」とヒヤヒヤしていました。

運営の件だと分かった後も困惑を隠せませんでしたが、何かの役に立つかもしれないと考え、参加する事にしました。

 

それから1週間程経過し、運営のメンバーが決まり、顔合わせ・打ち合わせを行う事になりました。

その打ち合わせの直前、今度は「運営のリーダーになって欲しい」との依頼が同じ職員さんからありました。

自分は前々から「リーダーなど主体性の無い自分の柄ではない、なっても副くらい」と思っていました。

しかし、断る理由も無く、「職員がいい加減な判断をする訳が無いだろう」とも思ったのでこちらの依頼も受ける事にしました。

 

発表会に向けた準備が始まり、忙しく正直疲れる事は多々ありました。

しかし、リーダーとして苦労した事はあまりありませんでした。

と言うのも、メンバーが皆積極的で、仕事が早かったり、良い提案をしてくれたりしたからです。

例としては、こちらが指示しなくても座席配置図やリハーサル及び当日のスケジュールが出来上がっていた事等が挙げられます。

正直自分は「担がれた神輿」状態だったと思います。あまりリーダーらしい事は出来たとは思えませんが、メンバーの提案や質問事項を早く職員さんに伝え、早く返答を貰える様には心掛けました。

訓練生だけで判断する訳にはいかない事も多く、その決定が遅れれば発表会の準備も遅れてしまうからです。

 

失敗やトラブルも多々ありましたが、何とか本番までに準備を間に合わせる事が出来、本番の日がやってきました。

当日私はさらぽれ内部の見学者への資料配布・回収を担当していました。資料は個人情報が多く記載されていますので発表会終了後は確実に回収し、シュレッダーで処分しなければなりません。もし回収漏れがあれば情報が流出してしまうため、責任ある仕事だったと思います。

これを防止する為、メンバーで話し合った結果、資料1冊1冊にナンバリングを行いました。そして、配布時に「誰が何番の資料を持っているか」を記録し、回収時にチェックする様にしました。そのお蔭か、漏れ無く回収する事が出来ました。

 

本番や残務処理も終了し、「運営に関わった事で何を得られたのか」と言う問いの答えをずっと考えていますが全然見つかりません。

と言うのも、私自身過去のトラウマから意識的に自信を持たない様にしており、中々それを改める事が出来ません。

その為、成長実感が薄く、職員に「~と言う点で進歩した」と言われても実感が湧かないのです。

今回の場合、「忙しい状況を経験し、業務のキャパシティーが増えたのではないか」と言われましたが、私としては運営参加前とあまり変わらない気がします。

 

しかし、就職面接時には「さらぽれで得た事・成長した事」を述べなければならないでしょう。

その時、発表会の経験に限らず自分が得た事を伝えられる様にするには他者、主に職員の客観的意見を受け入れる必要があると思います。

今回運営に参加して自分の特性について、そして今後の就職活動に向けた課題について少しだけでも考えられた点では良かったと思います。

 

最後になりますが、成果発表会が無事に終えられたのはお忙しい中お越しいただいた企業・支援機関の皆様、発表会に関わった職員や訓練生の皆様のお蔭です。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

(横浜事業所 訓練生U)