実習レポート!
初めまして!下北沢分場の訓練生Mです。
今年の3月からさらぽれで訓練をしています。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性があり、オープンでの就労を目指して入所しました。
就労に向けて日々奮闘しておりますが、先日職場体験実習に行かせて頂く機会を頂きました。就労に向けて着実に進めていることが嬉しいです。
職場体験実習の経験を通し、新たに私の課題と対処法を見つけましたのでブログのネタにさせて頂きます。私が職場体験実習で担当させて頂いた業務は主に動画のマニュアルの作成です。動画マニュアルと言ってもピンと来ない方の為にリンクを張ります。
(TeachmeBiz動画マニュアルリンク:https://teachme.h-mbo.com/)
ズバリ今回の実習で得た気付きは「なぜ作業に時間が掛かるのか」に対する仮説です。
私は今までアルバイトや正社員として働いた経験がありますが、人より作業時間が掛かることに悩みを感じていました。しかし、純粋な作業速度以外に原因を見つける事が出ず、
対策を練れないままでした。さらぽれの訓練中、様々な困りごとに対策を練っていましたが、実務ベースで経験しないと分からないこともあるのだなと思います。
さて、「なぜ作業に時間が掛かるのか」
それは、私がナビの無い車で目的地に向かって走っている上に寄り道をしやすいからです。
表現を抽象化しましたが、目的地は成果物、道のりは作業工程です。ナビは目的地までの決まった手順です。寄り道しやすいのは特性ですが、そんな私でも道に迷わない方法を考える必要があります。ここで、重要なのはナビです。車のナビを思い浮かべてみます。
「200メートル進んで次の交差点を右に曲がる」「右に曲がるのは200メートル進んだ先の交差点」
文法が2つあると途端にややこしいと思います。そしてそんなナビは嫌です。
寄り道の後、一番簡単に目的地に行く方法は一度正規ルートに戻ることです。
戻って、もう一度「200メートル進んで次の交差点を右に曲がる」ことが出来れば目的地まで進めるのです。私は寄り道を沢山するのでルート検索を細かくかけ直す必要がありますが、この時のナビが様々な文法で説明してくるのです。いつも同じ表現ならば、無駄にメモリも使わないし間違え無いです。
私は私のナビをしっかりしていきたいと思います。
そして、脳内文法を統一するのに有効な訓練は日頃のメモ等の文法を統一することだと思います。気付いたからには実践していきたい今日このごろ。
就労に向けて、また人生を生きやすくするためにこれからも、頑張ります!!!