就労移行支援事業所に通うか悩んでいる方へ
今回、卒業のためブログを書かせていただく横浜事業所訓練生のWです。卒業といいましても、私の場合、恥ずかしながら二回目の卒業です。
今回、ブログの記事を書くにあたり、読むのはどんな方が多いのだろうと思いを巡らせ、ひょっとしたら
「就労移行支援事業所に通ってみようか悩んでいる。不安だ。どこを選べば良いかわからない」
と悩んでいる方もいるかなと思いました。そんな方の就労移行支援事業所選びの一助になればと思い、私が、さらぽれを選んだ理由と、通ってみて良かったと思う点を幾つか紹介したいと思います。
選んだ理由
一つ目の理由として、事業所を見学した時、就労の現場に近い雰囲気を感じた。
約40歳だった私としては、「就労に向けての訓練」というイメージがつかず就労移行支援事業所での訓練は、本当に実地に役立つのか?現実の就労の現場と解離していないか?というのが一番の不安事項でしたので、現場の雰囲気に近いと感じたのは不安要素の払しょくに役立ちました。
二つ目の理由として、私の場合、職歴として販売・営業の経験が長いのですが、発症した障害とのかねあいで、販売・営業での就職は難しく、再就職先の職種に事務職を第一に考えていたため、その点も事務の訓練に重点を置いたさらぽれは魅力的でした。
通ってみて良かった点。
一つ目は、「就職」という同じ目標を持った仲間が出来たことで、就職活動が長引き挫けそうになったときでも周囲の助けで何とか頑張れたという点。
二つ目は、一度目の卒業の時、訓練で得た事務のイメージのまま就職先での勤務に臨めた、訓練と就労の現場にギャップが殆どなかったこと。
三つ目は、一度目の卒業後、プライベートでメンタルの調子を崩してしまい入院した時、さらぽれの職員がわざわざ病院まで面談に出向いてくれたこと。
最後にさらぽれ職員が、決して上から目線ではなく、同じ地面に立って常に横から助言をくれるという立ち位置で接してくれたことです。
以上が、私がさらぽれを選んだ理由で、通って良かったと思う点です。私は他の就労移行支援事業所のことを知りませんので「さらぽれが一番いい!」とは言えませんが、皆さんの進路の一つとして考慮に入れる価値はある事業所だと思います。
多分、皆さんの中には仕事をしていないことによって生まれる将来への不安であったり、就職しても仕事に追いついていけないんじゃないか、就労移行に行っても訓練についていけないんじゃないか…いろんな不安が渦巻いていると思います。
でも一度、不安な気持ちを脇にどかして、社会科見学のつもりで、就労移行支援事業所の見学に出かけてみませんか?それは、さらぽれじゃなくてもかまいません。何個かの事業所を見て、自分が行ってみたいと思う所があれば、通ってみるのもいいですし、やっぱり自分には向かないかもと思う方は、就労移行支援事業所に通わないという選択肢もありだと思います。
皆さんの不安やモヤモヤが近い将来払しょくされることを願っています。