在宅訓練 ~1日の流れ~
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、行政の「接触を8割減らす」「リモートワークの推進」という方針に則り、さらぽれでも在宅訓練が行われています。
「在宅訓練」といっても、実際にどのようなことを行っているのか、イメージが湧きにくい点も多いと思います。
そこで、訓練の一環として、現在行っている在宅訓練についてご紹介します。
■1日の流れ
10時 ビデオ通話で朝礼・課題の説明
10時~12時 訓練課題
12時~13時 昼休憩
13時 ビデオ通話で昼礼・課題の説明
13時~15時 訓練課題
15時 日報提出・訓練終了
■訓練内容
・ビデオ通話で画面共有を使用しての講義・課題のフィードバック
・Word、Excelのカリキュラムに沿った実践課題
・文章作成課題
など
課題の提出や、質問などは基本的にメールで行いますが、
状況に応じて電話やビデオ通話でも対応してくださいます。
■良い点
・移動時間がなくなり、その分のストレスが減った
・移動時間がない分、朝の準備の予定が立てやすい
・周囲の目がないため、緊張のない状態で訓練を受けることができる
・作業中の気分転換が容易
・日常的にメールを使用するため、メールへの苦手意識の緩和
■悪い点
・周囲の目がないため、姿勢が乱れる
・普段生活している環境で作業するため、集中が乱れやすい
・移動時間がなくなり、運動不足になりがち
・訓練・休憩中の時間経過が早く感じる
・課題中に湧いた小さい疑問を質問するために対面時よりもアクション
(メールの文面を考える・電話をかける元気など)が必要
・人との対話機会が減る
■感じたこと
通所訓練と在宅訓練を比較して、自分にとってはそれぞれのメリットがデメリットになり、デメリットがメリットになっている面があると思いました。
近年、働き方のひとつとして在宅ワークも増えてきているため、今回はそれを模擬体験するいい機会になっています。貴重な機会なので、どちらの状況についても良いところと悪いところを意識し、それぞれの状況で自分はどう思うのか、実際に就職する際に生かせるよう、見定めていきたいです。