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Web面接ってどういうもの?準備から本番までの振り返り

Web面接ってどういうもの?準備から本番までの振り返り

こんにちは。横浜事業所のM.M.です。
先日、とある企業の一次面接をWeb形式で受けました。
まったく初めての経験のため最初は戸惑いましたが、準備を重ねて迎えた当日。多少のトラブルはありながらも、おおよそは自身で納得のできる面接になり、その結果、ありがたいことに一次面接を通過することができました。

これもひとえに、腰の重い私を多方面からサポートしてくださった職員の皆さまのお陰です。この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。
このブログでは今回の面接の振り返りと、自身の備忘録を兼ねて記事にしたいと思います。また、今後Web面接を受ける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

■準備
あるWeb会議システムを使用した面接とのことで、自宅PCにインストールして使用できるか確認した。だが、のちにインストール不要と伝えられる。
この時点で面接まで2週間ほどしかないのだが、まだ面接問答集すら作成しておらず急いで取りかかる。翌週から在宅訓練に切り替わることになり不安もあったが、ともあれ訓練では以下4点のことを行った。

① 問答集を作成し職員が確認→ひたすら修正や追加
さらぽれの問答集以外にもネット上の面接質問集の中から適当なものを選んで回答し、その流れから自己分析もあらためて行った。私は回答だけ書く癖があったので、具体的な根拠、エピソードを複数出して適切と思うものを採用した。また、面接練習のフィードバックも盛り込んでいった。

② 職員と本番を想定しての面接練習を3回行った
当初は対面練習も希望したが、本番と同じほうがいいということと、コロナ感染予防のため、すべてWebとなった。話の最後に「以上です」と適宜加えると終わりがわかりやすい、カメラ目線=相手と目線が合う、など学びが多々あった。

③ Web面接に関する情報収集
初めての形式のため、職員の方から情報を教えていただいたり、自身で面接方法やポイントなどを解説しているサイトを見た。文末に参考にしたサイトのURLを掲載する。

④ 自己PRや志望動機など重要と思われる質問の回答を暗唱
本番で頭から飛ばずにスムーズに話せるよう、訓練時以外にもお風呂などで、面接のやり取りを想定しながらしゃべった。

これ以外に事前、当日準備として以下5点のことを行った。

① できるだけ背景に物が映らないようにした
背景のきれい、汚いが合否の要因になるとは思えないが、印象がいいに越したことはない。私はPCを大きく移動できず、背景に映りこむ本棚には無地の布をかけた。

②メイクは血色感を出して健康的に見えるようにした
パソコンのカメラは顔が白っぽく見えるので、いつもより気持ちチークを濃いめに、リップカラーは赤みのあるものをつけた。

③ 重要な回答はふせんにキーワードを書いてカメラ横に貼った
話す内容が飛んでもキーワードで思い出せる。ただ、いくつも貼れないので本当に必要なもののみ。手元にもメモを置いたが見る余裕はなく、もし下を見て読んでいたら面接官に気づかれたはず。

④ 卓上マイクを買った
自宅PCにもマイクはついているが音質が気になるのと、私はあまり声が通るほうではないため、多少のコストはかかってもローリスクを取った。なお、在宅訓練でも使用している。

⑤ 使用するWeb会議システムについて調べた
面接の2日前に、当初指定されていたものとは違うものを使用すると連絡があった。基本的に大差はないと思うが、サインイン方法など異なる点もあったので事前に調べた。

■面接当日
当日は開始時刻の10分前に指定ページに入ると、すでに面接官がいらしていた。
先方の声は聞こえるが、こちらが挨拶をしても先方にはまったく聞こえていない。マイク本体、システム側もミュートにはなっておらず困惑した。いろいろあり、やっと音声が入った。

面接官の人数は想像より多く3人だったが、あまり緊張せずに受け答えはできた。質問は応募企業の傾向なのか、一般的な内容、たとえば志望動機や長所短所などはあまり聞かれなかった。おもに障害に関することや、これまでの経歴、できる業務について時間が割かれた。私が少しボケた回答(?)などをしたこともあり、ときおり笑いが混ざりながら、開始から1時間弱ほど経過して無事終了した。

■感想
Web面接という形式に絞って感想を述べると、私は対面よりWebのほうが断然やりやすかった。
初めてのことで多少の音声トラブルや、先方と同時に話してしまうことはあったが、総じてスムーズに進んだと思う。緊張もあまりしなかった。理由としては、慣れ親しんだ自宅で受けたということ、面接官も自宅からで、会議室のような張りつめた空気感はなかったからだ。

また、私は人の目を見ながら話すのが極度に苦手だが(聞くのは問題なし)、Web面接ではカメラを見れば相手の目を見ていることになる。考えながら話すと目線は多少上下するが、それでも最終的にカメラを見ればいいのは精神的に楽だった。

モニタ越しだと、こちらの熱量などが「どの程度相手に伝わっているのか」という不安が無きにしもあらずだが、そこは笑顔や少し身を乗り出して話すとか、非言語的な部分でさらにアピールできるのかもしれない。

ほかにもよかった点は多々あるが、以上のことから私には適した面接形式だと思った。
以下に私の感じたWeb面接のメリットとデメリットをまとめた。

◆メリット
・移動距離がなく楽
・対面より緊張しない
・ちょっとしたカンペなら見ることができる
・目線を合わせやすい
・面接後の疲労感が少ない

◆デメリット
・会話の間の取り方がやや難しい
・熱意がどの程度伝わっているか少し不安
・ツールの不具合、トラブルがある可能性
・カメラ目線を忘れてモニタのみ見てしまうことも

■まとめ
Web面接と聞いて最初は構えたが、一つひとつやることを積み重ね、とくに大きな問題なく本番を迎えられた。また、この形式が自分に合っているとわかったことも大きな収穫だった。
いろいろ長々と書いたが、Webでも対面でも面接の本質は変わらないと感じた。一番大切なことは、面接官に対して「自分はこういう人間です」「貴社で働きたい」と真摯に伝えることだと思う。

■参考サイト
【WEB面接 NHK近江アナがやってみた(1)】
【スマホやPCを使ったオンライン就活 ノウハウを動画公開】

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