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第二回座談会議事録を読んで

第二回座談会議事録を読んで

こんにちは。さら就労塾横浜事業所訓練生のAKです。前回、はじめてさらぽれのブログを書かせていただく機会があり、在宅訓練の様子について書きましたが、今回は座談会の議事録を読んでの感想を書きたいと思います。
 
というのも、私は座談会には参加しなかったのですが、その時の議事録が読めるとのことで読んだときに、チームズにて感想を報告しました。その時、嬉しいことに、「Kさんのこの感想を個人チャネル内で発信するのは、もったいない!みんなに読んで欲しいと思いました。事務連絡内での発信はダメですかね?」とのお言葉をとある職員の方からいただきました。それに対して、別の職員から、ブログを書くことを提案され、今回執筆するという流れに至りました。
 
今回私が感想を書かせていただく座談会の議事録はこちらから読めます。
https://sarapore.jp/column/200604-1/
是非目を通していただき、皆さんにも共感や新たな発見などがあり参考にしていただけると幸いです。
 
そもそもこの座談会というのは、どういった目的で開催されているのかというと、コミュケーション能力を養う訓練、利用者同士が関わる機会の提供、といった目的があります。開催当時、新型コロナウイルスの影響で在宅訓練の最中でしたので、こういった皆で意見を出し合うという時間を設けていただき、これまでに2回web上で開催されました。大テーマは、現在解決したい悩みや困りごと、日常生活、目標、就活、訓練生同士で話し合ってみたい内容です。これを事前に訓練生から募り、当日座談会で話し合うといった流れです。今回はその中から、自分のやる気を引き出す、というテーマで話し合ったそうです。
 
では、前置きが長くなりましたが、本題の感想を述べていきたいと思います。
私がこの議事録を読んで感じたことは大きく3つあります。
 
まず一つ目は、複数の方がおっしゃっていたことなのですが、体調面に不調があったり疲れていたりすると楽しいことも楽しめない、というところに自身も思い当たる点があり、納得しました。これは、体の不調とメンタルの不調にわけて例を挙げたいと思います。
 
まず、体の不調は、大学生の時、次の日学校があるのに友達の家に泊まって朝までワイワイしているということがよくありました。現在は次にあげる症状はないのですが当時は、寝ないで学校にいくと、お腹が痛くなる、ということがよくありました。そういうときは、好きな授業にも身が入りませんし、いつもは楽しいはずの友達とお昼を食べる時間も苦痛なものに変わりました。これは、私も考え方が成長したところがあり、現在はオールナイトで遊ぶということはなくなり、遊んでも夕方には帰宅し、次の日の予定に備えよう、という考え方や行動に変わりました。
 
次に、メンタルの不調についてです。私は大学を休学したのち中退しているのですが、当時家庭環境に変化があり、少し心が疲れていました。そして何年かひきこもりのような生活を送り、外に出るのも深夜の散歩程度といった時期がありました。その時は、本来は人と話すことが好きな性格なのですが、友達と会うこともありませんでしたし、同居していた家族とも顔すら合わせない状態でした。それが本来の人と話すことを楽しめる自分に戻ったなと実感したのは、統合失調症の急性期で入院した時でした。病院では、スマホを使うことが出来ませんでしたので、当時の私は色んな人に積極的に話しかけて、病気や趣味などについてお話したり、様々なカードゲームやテーブルゲームをしたりして遊びました。入院をきっかけに、服薬もきちんとするようになったので、そのおかげもあり、メンタルの不調も治っていったのだと思います。現在は、決められた服薬や通院を必ず守り、心配事は抱え込まず家族や友人や支援者に相談し、メンタルが安定した状態を維持できるよう心がけています。
 
そして、二つ目の感想です。それは、夢が叶ったらゴールではなく、新しいスタートで、そこから別の夢や目標が出来る、夢は途切れることが無い、というところにはハッとさせられました。
 
私は高校生の時に2つ夢がありました。それは、バンドでコンテストに入賞するということと美容師になるということです。このふたつはどちらも叶いませんでしたが、例えば、バンドでは、今でもたまに口ずさんでしまう様なオリジナル曲をメンバーで作って一生懸命練習した経験というのは、今後就労後チームでのプロジェクトを進める際に生きていくと思います。美容師の夢というのは、当時美容学校の見学に行ったり、美容室で勉強させていただいたりする機会があったのですが、自分の行動力や積極性として経験値になったと思っています。どちらも将来に生きていますし、無駄ではなかったわけです。
 
今現在の私の夢は、まずは就労することです。現在、最終面接を予定している企業があるので、ここで内定を決められるよう、自分の考え方などを日々整理しているところです。これも就労してからがまた新たなスタートになると思っています。そこから、仕事でこうなっていきたいだとか、お給料でこんなことがしたいだとか、夢が広がっていくように感じています。
 
また、今は就労のことしか考えていませんが、いずれは結婚して家庭を築く、というのも夢のひとつです。それも結婚したら終わりではなく、結婚式がしたいだとか、新婚旅行がしたいだとか、子供が欲しいだとか、子供の成長を見届けたいだとか、夢が広がっていくのではないかと思いました。
 
これは、日ごろ思っていたことではなく、この座談会の議事録を見て気づかされたことです。過去の自分の経験が今に繋がっているのだと思い、嬉しく思いました。
 
最後の感想は、この議事録を見て、皆さん考えがしっかりしていて、素晴らしいなと思ったことです。自分も面接では、こういった風に自分の考えをしっかり述べられるように最終準備を進めていきたいと思いました。
 
私は、これまでにいくつかの企業の面接を経験しましたが、面接練習や、面接のフィードバックでいただいた言葉として、問答集を丸暗記していることが逆に不自然だ、ということです。私は心配性なところがあり、問答集の質問は丸暗記し、毎晩母親と練習していました。もちろん一人でも練習していました。それが、逆に誰かが用意した回答に聞こえる、とも言われました。今では問答集の練習をやめています。そのかわり、自分の考え方を整理してまとめるという作業をしています。
 
Kさんは自分の考えを持って日々生きている人だということがちゃんと伝わっているから、スラスラ言えなくても心配しなくていいと言っていただけました。
 
今回の議事録を読んで、皆さん考えがしっかりされていることに驚きました。私もこんな風に面接で自分の考えを述べられるように頑張りたいと刺激されました。
 
以上で私の感想をおわります。座談会の議事録は、第一回目のものもコラムページに掲載されていますので、是非目を通して見てください。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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