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コロナ禍という厳しい季節について

下北沢事業所

2020.10.29

コロナ禍という厳しい季節について

初めに
こんにちは、さら就労塾下北沢のOYです。この度就労が決まりましたので、ブログを書かせていただく事となりました。
就労が決まった感想としては、やっと報われたという気持ちでした。デイケアで1年、社会適応訓練で2年、その後さら就労塾で1年と2か月と長い時間を費やして、やっと就労することが出来たことに感動しております。
 
コロナ禍という厳しい季節について
東京オリンピックの景気上昇の流れに乗って就労できると思っていたのですが、2月からのコロナ禍で求人はドッと減り、実習や面談会は中止となり、数少ない面接も落ち続けて自分の精神はだいぶ参って、投げやりな気持ちになっていました。
就活については時期が時期ですので、受けられる求人を総当たりでひたすら受けていく生活をここ4か月ほど続けていました。
どこも求人倍率が高く、面接の後で職員の方に「うまくいったよ」と言われても、落ちたことが多々あり、この時期の就職活動の難しさを感じておりました。
そんな中、実習をやっていて就労も受け入れているT社さんの求人があり、実習に参加することができました。倍率は高かったのですが、何とか就労につながる事となりました。
面談の翌日に受かったという報を聞き、早すぎるためこれは現実なのかと困惑すると同時に、「やっと戦いが終わった」という気持ちと「これからは気合を入れた生活をせねばならない」という使命感がわきました。
 
これからやっていく事
就職したということは怠けたことは言っていられません、これからの日々は死闘です。いきなり休んだり遅刻したりもできませんし、何よりお金が係わる分責任が伴います。本番はこれからなのです。T社で働くにあたって、通所する時間をT社の始業の20分前につく電車に乗るようにいたしました。今まで、さら就労塾の始業時間に合わせて起床していた、生活リズムを少しずつ変えております。
 
PC技能のいままでとこれから
中途半端で終わってしまったMOSの勉強も再開しました。最初の頃はたくさんのExcel、Word、PowerPointの知識をさら就労塾で教えてもらいましたが、ここ最近は就労活動にほとんどの時間を取られてしまい、あまりできていませんでした。
Excelに関しては勉強しても勉強してもまた新しい機能や発見があり、Excelというものは深い底なし沼だという現実に直面しつつあります。
事務作業に必要なスキルとしての入力速度も入所したころはWPM250程度が限度でしたが、今現在は調子が悪くて288、調子がいい時は312程度が安定してまいりました。これも日々のタイピングの日課のおかげです。
 
さら就労塾で受けた「内面的」な支援
ビジネスマナーについてもさら就労塾において、基本的な立ち居振る舞いから口調、身だしなみまで、毎日指摘されていたので、最初の頃と比べると見違えるように変わりました。
心理ケア、生活のケアにしても毎日相談に乗ってくださり、体調の管理や日誌を表にして日々の傾向などもつかめるようになりました。就寝時間や服薬時間も均一化し、最初の頃は遅刻や欠席が目立ちましたが、今では月に1回欠席する程度です。
 
最後に
さら就労塾の助けにより、やっと自分も真人間になれたような気がします。社会人になるまでこれまで時間がとてもかかりました。これでやっと自分の発言や行動に自信をもって生きていけます。ありがとうございました。