こんにちは。池袋訓練生Mです。
5月になりました。ちょうど新年度が始まって1ヶ月です。
この時期になるといきなり暖かくなり、あっという間に時間が過ぎたような感覚になります。
さて、以前に「人は出会いと別れを経て強くなる」ということについて書きましたが、今月になっていつかは来るだろうと思っていた別れがやってきました。
さらぽれの基礎コースでは同期が存在します。一緒に基礎コースの課題に取り組む戦友です。
就職準備コースに進んでもそれまでの付き合いもあり、必然的に他の方より話しやすくなる事は当たり前だと思います。
ただ、全員が就労を目指す以上、皆それぞれの道に進んでいきます。
道は人それぞれ、早いうちに就労が決まる方もいればそうじゃない方もいます。私は後者でした。
結果的に、同期の方全員がさらぽれを去っていくのを見届ける立場となりました。
就労活動は競争ではないと分かりつつも、別れが寂しい以上に
今回は「自分だけが残る」というプレッシャーと不甲斐なさがこみあげてきます。
これまでは就労が決まった方の背中を見送っても「自分は自分の道を突き進む」というスタイルを貫いてきましたが、今回はそれがすぐに出来ませんでした。
私はとても負けず嫌いです。競争ではないと分かっていても自分だけが残る事から
劣等感が生まれ、それが不甲斐なさに繋がったと考えています。
しかし、連休中に学生時代の友人の所に遊びに行って、そこで楽しく過ごすことで決心しました。
人は生きていれば可能性はあると私は考えています。
そしてその可能性は私のように学生時代は理不尽ないじめに苦しめられ、
成人しても就職出来ず、本当に大切な夢をさらぽれに入るまでなかなか見つけられず、就職のために挑戦を繰り返しても成功出来なかった人間にもあると思っています。
一人残る者は一人残る者なりに、自分の道を信じて突き進んでいこうと思います。