こんにちは。千歳台職員、雑草魂です。
5/20日、千歳台事業所にて卒業生夕食会を行いました。
その中で今回は2012年に千歳台に入所し、翌年休職中だった職場に復職されたTさんにプレゼンを行っていただきました。
その時の原稿を掲載させていただけるとのことでしたので、原文のまま一部抜粋をしてご紹介いたします。
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演題(1)障害を持ちながらも前向きに
講演の目的:多くの障碍者の方々が少しでも前向きに自分の残った能力を活用し有意義な生活を送ることへのヒント活力に資す考え方経験を述べる
リスク:障碍者の気持ちに沿えているか?/繊細な配慮に欠けていないか?
ストーリー展開骨子;障碍者気の毒との共感自分の障害との比較するとたいしたことないじゃないか⇒頑張る姿に共感⇒一緒に頑張ろう
① まずは自立生活/復職
② 職業と趣味
③ パラの精神:失ったものは戻らない:残っているものを最大限に生かす生き方
④ 左手が動かなくいなら右手で運動機能に制約あれば頭脳で
⑤ 障害の定義=何が標準か?平均的な能力とは如何に障害の定義は大変あやふや
⑥ 精神か/身体か必ずしも見た目に解らない難しさ
講演演題2 不幸の源泉
絶対的な幸福/不幸は存在しない
自分で思い込むことが多いのでは
結局は自分
今自分にあるものに感謝し、ないものねだりしないこと
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Tさんは高次脳機能障害で半身がマヒとなった現在でも障害者セーリング協会に所属し、新たな分野にどんどんチャレンジしていらっしゃいます。
Tさんの前向きでパワフルな活動は夕食会にいらっしゃった卒業生の皆さんはもちろん、私にとっても大きな刺激となりました。
Tさんプレゼンテーションありがとうございました。