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残り時間の感覚

池袋事業所

2016.07.20

こんにちは。Mです。
7月になりまして、暑くなり、夏を感じる季節となりました。

 

さて、今日お話する事は残り時間の感覚です。
近頃は会社の面接を受けるために応募書類を書いたり、面接会に参加したり、
毎日さらぽれで訓練しているとあっという間に一ヶ月経ってしまうというのが私の感覚です。

 

去年の7月、私は基礎コースを終えて就職準備コースにやってきました。
当時はまだまだ新人でグループ活動終えた直後の7月は毎日導入課題に取り組んでいました。
出された課題一つ一つに悩んでは成功し、失敗から学んでの繰り返しでした。

 

今振り返ってみれば、あの7月は私がさらぽれに入所して楽しかった月です。
基礎コース最後の難関であるグループ活動を終え、いよいよ就労を目指して
頑張っていく時がやってきたと燃え上がっていた月でもあったからです。

 

あの日々からもう1年です。振り返ってみれば、あの時の私は準備コース入りたてで未熟でした。
しかし、今の自分と比較してみるとこの長かった1年で自分の成長を感じています。

 

ただ、さらぽれに入って二度目の夏は私にとってはもう残り時間が半分を切る事を意味します。
暑い夏が終われば、いつの間にか涼しくなり、やがて秋になり、すぐ冬がやってきます。
少なくとも私は来年、桜の花が満開に咲く頃にはどのような結果であれ、さらぽれにはいないでしょう。
去年の3月、私は入所したのでさらぽれにいる事が出来る2年に達してしまうためです。
その時、私はどうなっているかはまだ分かりません。

 

それもあってか、私は求人探しや応募書類を書いている段階では心の奥底で二つの姿を自然と思い浮かべています。
自分が無事に就労を決めてさらぽれを卒業していく姿と、就労を決められずさらぽれを出ていく姿です。
しかし、面接を控えた段階ではあまり期待しすぎずに自然と前者の姿が思い浮かびポジティブな気持ちになります。

 

この先就労活動の中で、また壮絶なぬか喜びをする事もあるかもしれません。
そうなれば、また落ち込むと思います。その度合いも時間が少なくなるほど大きくなるでしょう。
ですが今は現状、怯まずに気を強くして希望の会社の面接を受け続ける事が大切なのだと思います。