こんにちは。池袋訓練生Mです。
8月になりまして、いよいよ夏本番となりました。
さて、私も残り時間が刻々と迫る中、実習面談会やハローワークの求人にあたるなど、受けたい企業の数を増やしていくことを目標としています。
これまでも数多くの企業の面接を受けては不採用通知をもらい、何度もぬか喜びを味わってきましたが、最近になってその見方が変わりました。
これまでは面接にあたって、受かりに行くという感覚で受けていましたが、最近は自分がその企業にそぐう人間か確かめに行くという感覚で受けています。
不採用通知という物は決して、能力の低さだけで通知されるわけではなく、能力が高くても相性が良くなかったり縁が無くても通知されるものだと気がついたからです。
大学とか専門学校の受験はよほど特殊な場所じゃない限りは
本人の受験に対する姿勢や努力次第で受かれる望みがあると私は考えています。
が、企業の場合はどんなに自分なりに完璧にアピールしても、努力してスキルアップしても、その時の他者比較や相性で縁が叶わず不採用通知をもらうこともあります。
そこで私はこう考えました。
企業は鍵穴がある扉を作って応募者を待っています。ドア職人です。
こういう人が欲しい、こういう人に来て欲しいので求人を出します。それが鍵穴です。
応募者はその扉を開けるためのカギを作ります。カギ職人です。
自己分析や面接対策などをして自分が納得いくカギの設計図を作り、書類を郵送したり面接会や実際に会社を訪れて採用選考を受けます。
つまり採用選考とは、カギを作ってそれで扉を開けられるかを
試す行為に等しいということです。
アピールの仕方やその場の立ち居振る舞い、自分の持っている素質や才能でそのカギの形状は大きく変化します。
その扉を開け、また更にその先にある扉を開け、そうして突き進んだ先にあるのが、就労という栄冠なのだと私は思います。
なので今の私は就労活動は受かりに行くというよりはそのカギで扉を開けられるかの挑戦と考えています。
自分が開けられる扉を探し続けること、挑戦を続けることが大切なのだと思います。