池袋訓練生の「猫の皿」です。
今回は今年開催される美術展について書こうと思います。なぜなら今年は興味深い展示会が多いからです。
まずは『ミュシャ展』です。この展覧会では日本で有名なアール・ヌーヴォーの絵画の他にも、ミュシャの故郷チェコとルーツのスラヴ民族に関係した絵も展示されます。
この展覧会を選んだ理由としてはアール・ヌーヴォーの画家として有名なミュシャの別の1面を知れるという点にあります。1人の画家の違う面を見るというのは面白いと思います。
次に『ボストン美術館所蔵 ブリューゲル 「バベルの塔」展』です。この展覧会では有名なブリューゲルの「バベルの塔」が24年ぶりに来日します。また同時代の絵画・彫刻も展示されます。
「バベルの塔」の話は有名ですが、絵を見たことある方は多くはないと思いますし、私自身も見たことがありません。実際に絵を見ることができるチャンスであり、描かれた当時のバベルの塔のイメージが分かるかもしれません。
次に『怖い絵展』です。この展覧会では西洋文化史家である中野京子さんが書かれた『怖い絵』シリーズに取り上げられたものから選び出された絵画が展示されています。『怖い絵』の魅力としては、絵の背景を知らないで観ると普通もしくはそこまで怖くない絵ですが、本に書かれている背景を知ると怖いというところです。本を読むだけでは直接絵画を見ることができませんが、この展示会でまとめて見ることができます。
私は絵の背景を知ることが好きなので『怖い絵』の展示会が面白そうだと感じました。
最後に『北欧 かわいいもの見つけた展』です。この展覧会はインテリアデザイナー・スタイリストの斎藤志乃さんが北欧で見つけて、持ち帰ったアイテムが展示されます。
私がかわいい雑貨が好きなのでこの展覧会も選びました。
『ミュシャ展』
3月8日(水)~6月5日(月)/国立新美術館
『ボストン美術館所蔵 ブリューゲル 「バベルの塔」展』
4月18日(火)~7月2日(日)/東京都美術館
『怖い絵展』
10月7日(土)~12月17日(日)/上野の森美術館
『北欧 かわいいもの見つけた展』
1月10日(火)~2月12日(日)/Bunkamura 「BookShop NADiff modern」
これらの展示会をお勧めします。これらの展示会には私自身、時間を見つけて行くつもりです。
『今年開催される展覧会について②』でも3つの展示会を紹介します。