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【就労への着実な道】さらぽれとスーツスタイルのすすめ

【就労への着実な道】さらぽれとスーツスタイルのすすめ

横浜事業所の訓練生Hと申します。この度、就労が決まりました。
そこで、この機会に私がさらぽれをお薦めする理由と、訓練期間中に心がけていた(こだわっていた?)こと・考えていたことについて述べます。長文失礼します。
 
○さら就労塾@ぽれぽれをお薦めする理由
まず、約1年間、訓練、ご指導や励ましと、多面でお世話になった横浜事業所の職員の皆様に深く御礼を申し上げます。
さらぽれでの通所、訓練がなければ、私の就労は困難なものになっていたと思います。
 
訓練生の皆さんにも、親しく接していただき、とても感謝しております。
さらぽれでの日々の訓練が、着実に就労につながり、活きるものであることを、あらためてここにお伝えしたいと思います。
 

そして、就労に向けて就労移行支援所の利用を検討されている皆様には、さら就労塾@ぽれぽれをお薦めいたします。
 
理由として、
①訓練は、訓練生が事業所の業務を分担して進める、企業就労に近い実践的なものであること
②PCスキルやビジネスマナーなどを学ぶ構造化されたプログラムがあり、熱心かつ細やかな指導が受けられること
③老舗で実績(訓練内容、就職・定着、職員、卒業生)があり、上記の訓練等とともに、企業様にご評価を得ており多くのつながりがあること
④これらのことから、実習先が多く、そのまま実習先に就労することも多いこと
などが挙げられます。
 
私はまさに④のパターンでの就労になります。
実習の利点は、面接を大幅に上回る時間の中で、
企業様が求職者を多面で見てご評価をいただけること、
求職者側も仕事を通して自分を知ってもらえること、実際の仕事や職場を体感できること、
そして両者の意向が合致すれば、就労につながることがあることです。
 
さらぽれは、他の大手の就労移行支援所と比べて、少し厳しそうと思われる方もいるかも知れません。
それでも、実際の会社に近いのは、さらぽれではないかと思います。だからこそ企業様からのご信頼も得られているものと考えます。
社会人に期待される厳しさと、丁寧な指導とノウハウ、実績、情熱と優しさが、さらぽれにはあります。
 

〇さらぽれで私が心がけていた・考えていたこと
①勤怠の安定

いろいろと大変な状況にあった1年でした。そうしたなかで在宅訓練期間も含めて、99%の通所率を維持することができました。
入所前の面談で、企業様は勤怠の安定を重視している、通い続けることが実績のひとつとなるとの話があり、強く印象に残りました。
そこで、まず「通う」ということを特に意識して、安定させることにつとめました。
報連相やダブルチェックの徹底、具体的なコミュニケーション、自己理解など、さらぽれで学んだことはたくさんあり、それぞれ大事なことですが、
その根底としての通所、心身・勤怠の安定を、対処法を試みつつ、はかれたのが、就労につながっていると感じています。
 
②実習からの就労
繰り返しになって恐縮ですが、私は就労が決まる前から、実習を経ての就労を目指していました。
上述のメリットがあるうえに、個人的事情として年齢が高いという面でのハンデも、実際に自分を知っていただくことで変えられるのではないかと考えていました。
タイミングもありますが、幸運にも実習経由により、就労のスタートラインに立つことができました。
 
③面接は対話
就活に準備は大事です。面接の想定問答もあらかじめ考えておいた方が良いでしょう。
ただし、面接の基軸は対話なのではないかと思っています。
コミュニケーションに障害や苦手感のある人にとっては(私も多少なりともあります)困難なことに感じるかも知れません。
それでも、困ったことがあって職員に相談する時に、想定問答をつくることはあまりないと思います。
自分のこと、病気のこと、対処法等々を相手に伝える会話、対話だと考えると、肩の力が少し抜け、気持ちが楽になるように感じます。
 

④身だしなみはやはり大事
さらぽれではスーツの着用が推奨されており(特に男性。クールビズ期を除く)、スーツスタイルについて考え、こだわるようになりました。
スーツスタイルには、基本やルールがあるのですが、日本ではそれを学び、尊重する人が少ない印象です。
着ていればいい、ひいては着ない方がいいという流れになってきているように感じます。
(ビジネスカジュアルやクールビズでも自由という訳ではありません)
 
それでも、ルールに則ったスーツを身に着けている人は、やはりかっこいいですし、ビジネスマンを体現している人だと思います。
上から目線みたいで僭越ですが、少しでも基本を知り、取り入れ、変えていくことで就職活動をはじめいろいろな面が好転するのではと考えています。
基本を知って部分的に変えるだけで、少なくとも頭ひとつ抜けて、光ると思います。
 
インターネットの時代なので、「スーツ 基本」などと検索すれば、いくつものサイトを無料で読むことができます。
『ビジネスの装いルール完全BOOK 目指すべきはお洒落よりも「きちんと感」』(世界文化社)
などの本を読むと、基本やルールについて新たな発見があると思います。
 
いくつか例を挙げてみます。電車に乗って、乗客のスーツ姿を観察するとしましょう。
・袖口からシャツは出ているか →1~2cmシャツが出ていることがジャケットを汚さないためにも必要です。これは上着とシャツとのコラボでもあります。上着はシャツより1~2cm短く、逆にシャツは袖丈が、上着より1~2cm長いものを着用します。
 スーツスタイルの大原則はサイズです。高級なスーツを着ていても、サイズが合っていなければルール外になってしまいます。サイズ、ひいては身だしなみに気を配っているか、袖口からうかがうことができます。
・スーツの色はどうか →濃紺・紺(ネイビー)、濃灰(チャコールグレー)が基本の2色です。これ以外はダメという意味ではありませんが、リクルートスーツで着られる黒は冠婚葬祭の基本色となります。
・ワイシャツに過剰な装飾はないか →白や水色の装飾のないものが基本形です。就活に限ると白一択で、ボタンダウンの襟は避けた方がよいとされています。アイロンをあてるのがだんだん好きになってきました。
・ネクタイは、結び目をプレーンノットなどで「きちんと締めて」、できればディンプル(くぼみ)をつくる。ネクタイの先がベルトにかかるぐらいの長さに締めてください。
・靴はビジネスにふさわしい形式で磨かれたものか →紐の「本革」靴。黒(次点こげ茶)のストレートチップ、プレーントゥという形式が基本形です。少なくとも月に1~2回は磨かないと汚れてしまいます。靴磨きは意外と楽しいです。心も洗われます。
・靴下の色はどうか →黒、濃紺、濃灰色無地で、皮膚の見えない長さがルールです。芸能人以外は素足に革靴はNGです。
 
⑤証明写真も全力で
応募書類の重要性はいうまでもないと思います。
ただ、写真に全力を込めているでしょうか。④身だしなみの流れの中で写真にも注力したいです。
社会生活を左右することなので、私は定評のある百貨店の写真館で撮影しました。高いと思われるかも知れませんが、十数枚撮ってもらいその中からアドバイスを受けながら選択する形なので、効果の高い投資になります。
USBでデジタルデータとして取得が可能で、焼き増しはコストパフォーマンスのいい家電量販店で行うことをお薦めします(コンビニプリントは自宅以下の品質でした)。
  
長々と書いてまいりましたが、身だしなみ、印象を整えることは大事です。印象により評価が変わるという研究もありますし、相手への礼節と自らのモチベーションアップにもなります。
 
〇最後に
私もまだスタートラインに立ったばかりです。さらぽれで学んだことや自らの強みを活かして、これからなるべく長く、安定して働き、成果を出して、会社や社会に貢献できるよう精進してまいります。
あらためて、ありがとうございました。

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