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「この手があったか!」

「この手があったか!」

こんにちは。訓練生のFです。

 先日、私は「職場体験実習面談会」に参加してきました。職場体験実習面談会とは、東京しごと財団が定期的に開催する面談会です。体験実習の中には入社試験を兼ねたものもあり、実習をきっかけに内定を勝ち取った卒業生も多くいらっしゃいます。
 さて、広汎性発達障害の診断が出ているこの私。コミュニケーション面での悩みを抱える方が少なくない中、幸いにもこの点で苦労することはあまりありませんでした。ただ一つ、「場面緘黙(ばめんかんもく)」を除いては…。

 場面緘黙に悩まされるようになったのは大学時代就職活動を始めた時のこと。面接になった途端に言葉が出なくなってしまうのです。頭に叩き込んだはずの回答や選考先の会社に係る情報が頭に浮かばない。キーワードが出てきても頭の中で文章が組み立てられない。
これがもとで面接がなかなかうまくいかず、上京してきて社会人になった後も、転職活動の度に苦労する場面が多々ありました。

 さら就労塾入所後、場面緘黙で面接がうまくいかないことがあったとを相談したところ、「メモを持ち込むという方法がある」とのご提案がありました。面接にメモを持ち込んで先方に失礼ではないだろうか?そんなことも考えましたが、結果的には手元にメモがあるという安心感で面接に臨めたほか、途中言葉が詰まってもメモをもとに面接を進めることが出来ました。  

 自分ではどうしようもないと悩んでしまうような障害特性があっても、時に思わぬ方法で対処出来てしまうこともあります。今後も日々の訓練を通して対処法を少しでも多く見つけていけたらと思います。

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