PC移行ミッション!
初めてブログを担当します、下北沢事業所の訓練生Tと申します。今回は私が今取り掛かっている訓練の内容をご紹介します。
九月の半ば、とある日の朝のこと。いつもの訓練の続きに取り組もうとしていた私は担当職員さんに声をかけられました。
「Tさんにやって欲しいことがありましてね…」
担当職員さんが申し訳なさそうに苦笑しながらそう切り出してくるときは、大抵やや癖のある(やりがいのある)訓練の提案です(笑)
今回職員さんが提示した訓練の内容が
・10月1日に、訓練生が使う新しいPCが25台届く
・それぞれのPCの初期設定を済ませ、皆が使える状態にして欲しい
・必要があれば手伝ってくれる訓練生を手配するので、指示を出して欲しい
とのことでした。最初に思ったのは、
「あと二週間で間に合うのだろうか!?」
「何から手を付けたらいいのだろう??」
ということ。
一人で考え込んでいても始まらないので、職員さんと相談しながら必要そうなタスクを全てメモに書き出しました。スケジューリング、調査、マニュアル作り等々。そこからは緊急性の高そうな物からどんどん手を進めていきました。
作業の優先順位付けというのは悩まされる方も多いかと思いますが、私も得意ではありません。実はこの時点でPCセットアップ以外に別の訓練も並行していて、そちらが疎かになってしまうこともありました。
(ここだけの話なのですが、現在皆さまが読まれているこのブログも本来は9月末に掲載される予定のもので、大幅に遅れて執筆しております…)
話が逸れますが、実際に仕事をする際にもいくつもの業務を同時に抱えることはあると思います。それをどう捌くかというのも重要な仕事のスキルなのではないかと感じる今日この頃です。簡単に出来たら苦労しないのですが…。
さて、一人黙々と準備を進めているうちにPC到着日は迫ってまいりました。ここで職員さんから朗報が届きました。
「援軍が確保できました」
これを聞いた時の心強さは表現が難しいですね。仲間がいるというのはそれだけでありがたい!
しかし喜びもつかの間、新たな課題が。業務を手伝ってもらう為には、その方々に目的、方法、手順といったことをわかりやすく説明しなければならないのです。慌ててミーティングを行いました。
ありがたいことにお手伝い頂くことになった訓練生の方々は、主体的に質問や確認を行ってくれ、これが非常に助かりました。
「今手が空いているのですが何かできることはありますか?」
といった一言は指示者には非常に助かる気の利いたものだと実感しました。
10月1日になり、PCは予定通り25台到着しました。ここで私はまた問題に直面します。自分も率先して作業を進めたい所なのですが、どうやら主担当が作業に追われていると指示出しや質問への対応などが不十分になってしまうのです。実際に作業をしたい気持ちを抑え、状況確認や次の作業の準備を行います。
問題が発生したら上司役である職員さんに報告相談するのも役目です。板挟みな立場で気分はすっかり中間管理職です。
そんなこんなで慣れない指示役としての訓練?業務?は今も進んでいます。PCのセットアップ作業は初期設定を行ったらそれで完了ではなく、実際に使う訓練生のデータ等を古いPCから新しいPCに移す作業も残っています。今回のプロジェクトもまだ半ばといった所です。
手伝ってくれている他の訓練生の方々に逆に励まされ、後半も頑張ろうと思えています。
「今よろしいですか?」
と尋ねたらどんなに忙しくても笑顔で
「大丈夫ですよ」
と答えてくれる職員さんの気持ちが少し分かった気がしたTでした。
さらぽれではこんな事も体験できるのか!ということが少しでも伝わったら幸いです。