卒業に寄せて
こんにちは。さら就労塾池袋事業所のTです。
この度、就職が決まり卒業することになりました。なので、さら就労塾での経験を振り返ったり私の気持ちを話したりしたいと思います。
ことのはじまりは去年の10月ごろです。主治医から、体力をつけるために、無料で通える支援機関があるから、通ってリハビリせよ!という指示を受けました。その頃の私は、就労移行支援事業所という言葉も知りませんでしたが、どうやら保健所?に行けば話が聞けるらしい?と活動を開始しました。ところが、都内には就労移行支援事業所は星の数ほどあり、A型とかB型とか、生活訓練だとか、支援機関の種類もいろいろあるという、初心者にはわけわからん状態。私は思いました。あー、私には無理だ、と。
とはいえ、主治医には逆らえず、私はのろのろと、体験入所を始めました。私は、どこがいいのかわかんないよー!と叫びながら、2か月かけて5か所の支援機関を体験し、さら就労塾に出会いました。ポイントは三つありました。①なぜか交通費がでるらしい、というお金の問題。②基礎コースというのがあり、授業みたいにとりあえず受けとけばいいらしい、という自主性が求められていない点。③電話口で対応してくださった職員が優しかった、なんか電話しただけで褒められた!というちょろい私。
で、私は12月から通所を始めたわけですが、いきなり週4、週5日と、朝から夕方まで通えるわけもなく、週4日は通いましょう、という基礎コースのお約束をぶっちぎって、とりあえず週2日からリハビリを開始しました。さら就労塾は多様な通い方に対応してくれます!(宣伝)。
時は流れ、私が毎日通えるようになったのは、年度が明けて4月ごろでした。さらにそこから、通所安定の実績積みのために半年、季節が一周して11月ごろにやっと就職活動までたどりつきました。その間、山も谷も落ちもないので省略しますが、山も谷もないことこそが素晴らしいことであり、本当によく頑張った!えらい!私!!感動した!
就職活動は物量作戦です。とにかく応募、話はそれからだ、という勢いで数十社の企業様に応募。3年半のブランク?関係ありませんね、という根拠のない自信で、面接も乗り切り、無事内定を勝ち取りました。支えてくださった諸職員方、同期の皆様、に感謝です。めでたしめでたし。
さて、なんの話がしたいのか全然わかりませんが、私が言いたいことは一つだけ。
最初の一歩が大変ですよね。わかります。すごくわかります。でも、その一歩を踏み出せるのは貴方だけです。踏み出せばあとは色んな人がフォローしてくれます。先のこととか考えなくて良いです。昔のことも都合よく忘れましょう。とにかく、今、一歩。がんばって!