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準備の抜け漏れを防ぐためにしていること

下北沢事業所

2022.08.03

準備の抜け漏れを防ぐためにしていること

こんにちは。下北沢事業所訓練生のY.Tです。

突然ですが、私は目の前の作業や優先度の高いと判断したものへの意識が強すぎて、視野が狭くなり、やるべきことの見逃しを起こすことがあります。そして、そのためにある失敗を起こしてしまいました。

 

それは、実習面談会というイベントに初めて参加する際の準備での失敗なのですが、まず、実習面談会について説明します。

就労支援事業所に通い、就職準備を行う段階に入ると、企業で実際に働く体験ができる実習をさせて頂く機会があります。その実習に参加するための機会を得る方法として、実習面談会で企業の方と面談をするというものがあります。面談の結果、企業側が実習に参加してもらいたいということになれば、企業の方から連絡が来て、日取りを決めた後実習への参加となります。

実習面談会に参加する前に、面談の際に想定される相手からの質問への返答を用意する作業や、企業の方に見せるプロフィールカードという書類を作成するなどの準備があります。

 

私は、プロフィールカードの作成をして、自分の経歴を説明するところのチェックを受けてOKをもらったところで安心してしまい、あとは面談で想定される質問への返答を考えることに夢中になり、そればかりをして、あとは2回面接練習をして本番の日に臨みました。

しかし当日、同行していた職員さんから本来、プロフィールカードは自分で印刷してクリアファイルに入れて当日会場まで持っていくものだということを、代わりに印刷してファイルに入れてもらったものを渡されながら言われ、さらに自分が作っていたプロフィールカードの記入の仕方に一部自分の勘違いからの不備があり、それも直してもらっていました。

 

私はこの失敗を受け、どうしたら防げたのかを考えました。

前提として、心構えの面で、自分が参加する実習面談会なのにそこで使う書類をどのように扱うのか確認して管理する意識がなかったことは問題だと思いました。

そして、一つのことへの集中で他のことが見えなくなり、やるべきことのバランスを簡単に崩してしまう私は、必要な準備・アイテムはすべて並列に考えられるようにするために、それらを全てメモし、それらが一つ一つちゃんと揃えられているか確認するのがいいのではないかと思いつきました。その後、確認できたこととその内容分かりやすくするために、以下のようなチェックリストの形にすることを思いつきました。

 

 

〇チェックリストの例

・実習面談会に向けてやること

□当日の身だしなみのための準備をする

□プロフィールカードの作成、印刷

□面接問答集の作成

□面接練習

□会場までのアクセス・所要時間の確認

 

 上のようなチェックリストを作ることは、自分がそれぞれの作業の完了した状態をちゃんとイメージできているか確認する上でも役立ちます。

 

その後、いろいろな準備が必要なイベントの参加の前にはチェックリストを作ることにして、ついでにその日やることのチェックリストも作るようになりました。

 

私は、上記の自分の失敗の経験から、私のようにすぐ一つのことに集中しすぎて他のことがおざなりになってしまう人が、いろいろと準備が必要な目的に向けて作業することになった時、それが初めて経験する作業の場合は特に、とりあえずチェックリストをつけて、準備する内容全てを並列に扱えるようにしてみることをお勧めしたいです。