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実習に参加して思ったこと

実習に参加して思ったこと

こんにちは。下北沢訓練生のYです。先日、医療機関に職場実習に行ってまいりました。実習での業務内容は、受付見学とPC入力でした。そこで思ったことを、書かせていただこうと思います。

 

■受付見学~挨拶

 受付では、まず挨拶をするよう指示がありました。今回実習の受け入れをして下さった医療機関では、接遇(相手をもてなすための行動)というものを非常に大事に考えているということでしたので、「感じの良い挨拶」ができることは必須でした。私には対人緊張がありますが、ここは仕事の現場です。私は(見学とはいえ)この医療機関の受付にいるわけですから、感じの悪い対応は決してしてはならないわけです。そうすると、いつもの臆病な私はなりを潜め、スイッチが仕事モードに切り替わり、怖くとも頑張ることができるようになりました。結果、実習先のご担当者様からは良い評価をいただくことができ、自分でも良い経験になったと感じています。

 

■受付見学~検温のお願い

 挨拶に続けて、検温のお願いもするようご指示がありました。検温は、センサーに顔を向けると受付に設置されたモニターに体温が表示されるタイプのものでした。センサーは受付のすぐ後ろの壁の天井近いところに設置されていて、「あちらにお顔を向けてください」と声をかけるのが仕事です。鼻を出したままマスクをしている方はアラームが鳴り、「鼻までマスクをして下さい」と言わなければなりません。もちろんマスク自体をしていない方は引き留めてその場でマスクを買っていただかなくてはなりません。ちなみに、どうしてもセンサーに反応しない場合などは、小さな体温測定器で個別に額や手首などを測定しました。怖がりな私は、「イライラした方が来られたらどうしよう…」などと考えておりましたが、そんなことは実際にはなく、杞憂に終わりました。

 

■アンケート入力業務

 受付業務から一転して、PCでのアンケート入力というのは、一人で進める作業です。受付で感じた強い緊張感などとは無縁で、たまに質問をしにご担当の方にお声がけするくらいで、与えられた場所でただひたすら黙々と入力します。PC入力初日、私はここでの入力ルールを全て把握することが難しく、質問させていただきつつ入力しており、自分でも入力ペースが遅いなと感じていました。しかしPC入力二日目には、フォーマットに慣れ、どんどん入力が進みました。結果として、初日の約2倍の成果をあげることができました。

 

■怖い人への対処法

 今回の実習で一番記憶に残っていることは、『もしも受付に怖い感じの人が来たら…』という質問に対してお答えいただいた時のことです。受付の方いわく、『誠意をもって丁寧に対応する。ご理解いただくことが大切である。もしも自分が間違えたら、謝罪をきちんとする。怖い感じの人が来ても、自分の身に危害が及ばぬ限りは、負けないで対応する。』というご回答でした。私は『危害が及ばぬ限りは』という言葉に引っ掛かりを覚え、自分に対人緊張があるのは、無意識に『危害が及ぶかもしれない』と考えていることに気が付きました。しかし、そんな事態は、日常生活ではほとんどあり得ないことで、要するに私は人より無駄に怖がっているのだと気づけたような気がいたしました。

 

■まとめ

 前述のとおり、私には対人緊張があります。しかしその一方で、人と接することでの喜びも感じます。今私は、強いストレスを感じるけれど、喜びも感じる対人業務を目指すべきかどうか悩んでいます。これから自分の仕事における適性をしっかり見極めて、就労に向かっていきたいと考えております。

 

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