7月4日出張発表会を経験し学んだこと
出張発表会を経験し学んだことをお伝えしたいと思います。
まずこの出張発表会は、デイケアセンターで毎週火曜日に行われている就労準備プログラムの一環として発表の機会を頂きました。訓練生6名でデイケアセンターに赴き、2時間の発表時間の中で、それぞれの自己紹介、さら就労塾とは、成果発表、そして体験プログラムをしていきました。デイケアの利用者さん、職員さん含め20名程度の方が見に来てくださいました。
発表までの道のり、発表本番の心情も含めて書いていきたいと思います。
発表の準備は1か月かかりました。初めに話し合いでどのようなスケジュールを組むかの調整や管理がなかなかまとまらず苦戦したのを覚えています。
そして、意見をまとめるのもかなり苦戦しました。
ですが、1週間たったころから、団結力ができてきたなという実感が出てきました。
例えば、他の方が自分の作業で困っている時に、周りで気づいた方が声をかけたり、自ら声を掛け合うようになってきたところなどです。
私はリーダーという立場でしたが、なかなか自分から動けず苦戦していましたが、周りの方々の団結さに魅了され自分もこのままじゃいけないと考えさせられました。
1つの良いきっかけになった瞬間でした。
また、報連相の重要さを改めて知った瞬間がありました。
それは、担当職員とのコミュニケーションです。私は、全体のリーダーでもあったので、
担当職員に報告や、相談をする機会が多くありました。その時に、報告、相談する内容を簡潔にまとめてからメモとペンを持って行くように常に心掛けていました。
毎日、最後に全体の進捗状況を担当職員に報告する機会があったのですが、時々、報告するタイミングがずれてしまったり、また、うまくまとまらないまま、報告してしまう事もありました。その時に感じたのが、報連相をしっかりしないと自分だけではなく相手にもきちんと状況が伝わらなかったり、全体の進捗にも影響が出ることもあることに気づきました。この訓練の期間で早めに気づけて良かったと前向きにとらえています。
そして当日。朝から、そわそわと緊張感が一気に増してきました。そして、周りの仲間の皆さんからもすごい緊張感が伝わってきました。
電車内でも口数が少なく自分の心拍数が大きく聞こえたのを今でも鮮明に覚えています。
そしていよいよ本番開始。緊張はありましたが、なぜか焦りや不安は感じませんでした。
なぜなら共に発表する仲間がいるからです。練習段階の時の皆さんの団結した瞬間を思い出しました。
あの瞬間は私にとって1番の転機と言っても過言ではないと思うくらい素敵で、なおかつ、感動した瞬間でした。
私の司会含め、皆さんのそれぞれの役割の場面でも、落ち着いてゆっくりと話せていて、見に来てくださった皆さんにも「さらぽれ」の魅力が伝わったのではないかと思いました。
この発表会を経て、団結力の大切さや、報連相の重要さに気づくことができました。
この大事な気付きを今後、就職したら実践していきたいと思います。
そして最後に、デイケアセンターの方々から感想をいただいたので少し紹介させていただきます。
私はこの感想をいただいて、自分たちが一生懸命に協力して作り上げたものが伝わってくれたんだな、と感動しました。
・ 色々な訓練内容についてとても参考になりました。実際のプログラム体験で、伝える難しさと
話を聞いて理解して図を書く難しさを学びました
・就労移行には以前から関心がありましたが、今日のプログラムで沢山の情報が得られて
とても学びになりました
・報連相や相手に上手く言いたいことを伝える大切さがわかってとても楽しかったです
・具体的な体験談が聞けて、とても参考になりました。プログラム体験もとても面白かったです
・仕事は技術ではなく、コミュニケーションが大事。
学べるところがあるのはステキだなって思った
最後まで読んでくださりありがとうございました。