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相手に分かりやすく説明するために工夫した事

下北沢事業所

2024.02.01

相手に分かりやすく説明するために工夫した事

こんにちは、さら就労塾@ぽれぽれ(通称:さらぽれ)下北沢事業所の訓練生Sです。
この度就職が決まり、さらぽれを卒業する事が決まりました。
 
ブログのテーマは、さらぽれで学び、その結果就労にもつながった事である「相手に分かりやすく説明するために工夫した事」について書いていきたいと思います。
 
私の障がいの特徴として、コミュニケーション能力が低く、言語説明能力に課題があります。
日常生活でも説明能力が低いため、相手に上手く伝わらなかったり、間違った伝わり方をしてしまうなど問題もかなり多く、家では家族に補足説明される場合もあります。
そのため、どのような工夫をしたら相手に分かりやすく伝わるかを職員の方のアドバイスも参考にしながら考えました。その結果、以下のような工夫を行うことで分かりやすく説明する力が向上しました。
 
工夫① 定型文の用意
私は言語説明能力が低いため、それを克服するための工夫として、報連相の際の色んなパターンの定型文を用意する事を職員の方からアドバイスされました。
【例】
・業務に使う受話器を借りる際
・業務で不明点などがあり相談する際
 
また話す前に、その内容を頭の中で確認したり、メモに書いて整理するなどしました。その結果、短くわかりやすい説明が出来るようになりました。
 
工夫② 図を使うなど理解しやすくする
業務にはマニュアルが用意されており、訓練生が必要に応じて改正をする事があります。
主に書き加える事としては新しく加わった作業、変わった事などを書きます。その中でわかりやすくなるよう言葉だけでなく、図や写真、重要部分に赤線を使うなどしました。
また、文を小分けにして書くようにしました。
さらに、マニュアルに記載されていないイレギュラーな事や不明点などもメモに残しておき、他の人が業務する中で同じ事が起きても対処出来るように引継ぎの際に補足をするなどの気配りも行いました。
どれも当たり前のような工夫ですが、自分にとってはどれも大切であると実感しました。
その結果、マニュアルをわかりやすく書く事を身に着ける事が出来ました。
 
実習でも学んだ事を活かす事が出来、「マニュアルに不明点があった際は教えて下さい」と言われた際は、さらぽれで学んだ伝え方、マニュアル改正を活かして、意見を発信する事が出来ました。その結果、実習先の方から「自分の意見を発信でき、伝え方も問題なかった」とフィードバックを頂く事が出来ました。
 
総括しますと、さらぽれで学んだ事として「相手にわかりやすく伝える事」、またそのために「相手はどうしたらわかりやすく理解できるようになるか」を考えるようになりました。
 
就職先でもそれらを活かし、さらに成長していきたいと思います。
職員および訓練生の方々、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。