気づいた事がいろいろありました
皆さま初めまして!
就職先が決まったことにより事業所を退所することになりました、訓練生のKと申します。
この記事では、さらぽれに入所するまでの経緯及び、さらぽれの訓練の中で考えたことを記述します。
・入所するまで
前の職場を退職した後、私は2種類の就労移行施設に所属していたのですが、当時は障害者雇用で働くという決心が中々できず、結果的に2年もの間葛藤するだけで何もできない状態になっていました。しかし、「障害者雇用から正社員を目指すのも1つの手」という母からの助言を受け、さらぽれで障害者雇用での就職を目指すことにしました。
また、この経験から、1人で悩んで動けなくなるよりも新しいことを始めるほうが有意義と考えるようになりました。
・入所後
入所後4ヶ月はパソコンやビジネスマナーの基礎を学び、その後は面接練習や企業実習に参加しました。ビジネスマナー講座では先週学んだ内容を整理する課題等を通し、他の人と協力して業務を進める能力が高いということが、職員からの指摘で分かりました。
企業実習では、「ゆっくり」等曖昧な表現が理解し辛い、指示の終わりを察することが難しいなどの弱みが分かったことで、面接の際に配慮事項を具体的に伝えられるようになりました。
・総括
就職活動を進める上で、私が重要だと思う要素は2つあります。
1つは面接では自身の経験を交えて話すことです。
「業務の手順を飛ばさないように努力しています。」というよりも「書き込めるマニュアルを用意して、終わった手順に印をつけて現在地を把握する」というような表現をしたほうが、面接官に入社後どのように働くかを想像してもらいやすくなります。
もう1つは、内定を最終目的にしないということです。
私の場合は、内定が決まるとこれまでの努力が報われたり周囲から祝福されたことからつい気が抜けてしまいそうになりますが、入社後も同じ間違いを繰り返して退職といったことになれば、これまでの努力が全て水の泡になります。そういった事態を防ぐためにも、「一番大事なのは入社後」という意識を持つべきというのが私の考えです。
皆さまがそれぞれ納得できる進路を見つけられることをお祈り申し上げます。