就職活動を終えて
こんにちは、この度就職が決まり、さら就労塾@ぽれぽれ（通称：さらぽれ）下北沢事業所を卒業する事が決まりました訓練生Tです。
今回は卒業生ブログとして、さらぽれに入った経緯と入ってからの訓練や就職活動について書いていきます。
＜さらぽれに入る前と入った経緯＞
私はさらぽれに入る前は、「働く」ということがよく分かっていませんでした。就職活動中でも履歴書の作成（特に志望動機）や面接の準備ができていませんでした。また、唯一選考が進んだ実習つきの障害者雇用の採用の中でも、実習中の態度があまりよくなかったり、面接時でも働く意思を明確に示せなかったり（持ててなかったり）と、上手くいくはずもないことが多くありました。
その後、主治医とも相談して、今までアルバイトの経験もなかったので、就労移行支援を利用し、一度訓練してから再度就職活動をすることに決めました。就職活動を一旦中止して、就労移行支援事業所を何ヶ所か見学して、さらぽれを利用することにしました。
＜さらぽれでの訓練や企業実習＞
さらぽれでは事務職を想定した実務業務やビジネスコミュニケーションの訓練をしました。
実務業務では、データ入力や業務マニュアルやフォーマットの作成、弁当発注、加湿器管理などの業務を行いました。ビジネスコミュニケーションでは、報連相について対面だけなく、メールやTeamsなどのアプリを使い、実務を通して実践的な訓練をしました。
また、さらぽれで訓練し始めて1年ほど経過した頃から、企業実習に何度か参加し、事務仕事として、データ入力・郵便物の仕分け・シュレッダー作業・オフィスクリーンなどの仕事を経験しました。企業の方々から様々なフィードバックをいただき、自身の強みや改善点などが分かってきました。
さらぽれでの日々の訓練や企業での実習を通して、「働く」ということが感覚的にでも少しずつ分かるようになってきて、自信がついてきました。
＜さらぽれでの就職活動＞
就職活動では、応募書類の作成や面接練習など職員にたくさんのサポートをしてもらいながら進めていきました。例えば、応募書類の作成では、履歴書や訓練経歴書に書く内容を一緒に考えてもらったり、文章の添削をしてもらったりしました。また、面接練習についても、かなり苦手だったということもあり、まずは雑談のような形からの練習を始め、徐々に面接の場に慣れるよう努力しました。
その結果、面接の本番では、言葉自体に詰まることはあっても質問に答えられないということはほとんどなく終えることができました。そして、面接前にあった実習の評価も考慮していただいたこともあってか、内定をいただくことができたのだと思っています。また、無事に就職が決まってホッとしています。
＜最後に＞
職員および訓練生の方々、本当にお世話になりました。
さらぽれで得た経験を、就労先でも活かして頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。