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徹底した自己分析

徹底した自己分析

こんにちは、この度企業より内定を頂き、さら就労塾@ぽれぽれ下北沢事業所(以下、さらぽれ)を卒業することになりました訓練生のKです。

 

このブログでは、私がさらぽれに入所するまでの経緯と障害者雇用で就職する為にどのような努力を行ったのかを記載したいと思います。

 

 

 

私は、子供の頃から運動が極端にできなかったりパニックになりやすかったりして周囲から馬鹿にされやすい傾向がありました。その一方で勉強は人並み以上にできたりと、能力的にも非常に凹凸がありました。それでも学生時代までは大きな問題が発生することはありませんでした。ところが社会人になると、問題は顕在化しました。自分自身に問題があることを認めることができず、職場での人間関係は悪化していきました。そんな中、コロナ禍にてマスク着用が必須の世の中となり、マスク着用に苦痛を感じたことから自分に発達障害の感覚過敏の特性があることに気付き、障害者手帳を取得して勤めていた会社を退職し、障害者雇用での就職を目指してさらぽれに入所しました。

 

入所後、最初の4ヶ月間の課程である基礎コースで実施されるビジネス基礎研修にて、自己分析の重要性についての講義があり、自己分析の行い方について学びました。私がよく見ていたYouTubeのチャンネルでも、発達障害の人の就職活動において説明できなければいけないこととして、①自分にはどのような特性があるのか、②その特性に対してどのような自己対処を行っているのか、③その自己対処でカバーしきれない部分についてどのような配慮を会社に求めるのか、この3点を説明できる必要があるということを言っていました。その中でもまず①を理解することが大事です。①を理解していなければ②と③を考えることはできません。基礎コースを修了後、事務職を想定した訓練を行う就職準備コースに移って課題や実務訓練を行う時も、随所で自分の特性がいろいろな形で現れて来るので、それを自分で書き留めておき、一日の訓練の振り返りの時などに職員に話してアドバイスをもらっていました。そして自分がどのような状況下でどういうミスを発生させてしまいがちなのかを知ることができました。

 

そして就職活動に入り、実習面談会に参加し始めました。面談会のエントリーシートを作成するにあたって、職員のフィードバックを得て上記の①②③をしっかりまとめました。職場実習では、素直に人の話を聞くことを心がけました。自分の特性を理解して対策を講じることができたので、自己分析が活きていることを実感できました。そして面接に臨むにあたって、実務経験において発達障害の特性が現れて困った具体的なエピソードをいくつか説明できるようにしておきました。このように徹底した自己分析を行っていたので、大抵の質問には答えることができました。これらの努力のおかげで内定に繋がったのだと思います。

 

最後に、これまで私を指導して下さった職員の皆様、そしてグループ活動等を共にして仲良くしてくれた同期や他の訓練生の方々、本当にありがとうございました。

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