競技復帰
先日、神奈川県で開催される障害者スポーツ大会に知人が出場するということで、応援のため観に行ってきました。
ご本人が出場した種目は、2020年の東京パラリンピックで実施される22競技に含まれていました。
日頃の地道な練習成果を発揮する機会、いわば本番です。
応援者にとっても、手に汗にぎる刺激的な時間でした。
そんな障害者スポーツには一つの基本理念があるようです。
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」
もしかすると、
就労活動においても、共通点があるかもしれません。
「以前できたことが今はできない」
「前より、集中力が低下した気がする」
こういった悩みをもって、さらぽれに問合せをいただく方
も少なくありません。
職場復帰(競技復帰)を考えておられる方の中でも、
訓練を通じて“以前の自分を取り戻そうとする方”もいれば、
訓練を通じて“新しい自分を発見・開発していこう”として
おられる訓練生がいるのも事実です。
それぞれの「働きたいを形」にするため、職業指導員として
共に試行錯誤していければと思います。