旧コラム

職業指導員の指導力強化研修

下北沢事業所

2016.06.13

さらぽれの指導力強化研修

今月のさらぽれは職業指導員強化月間です。

昨日は4事業所からそれぞれ集まり、合計6名で研修を行いました。

 

研修の内容は、一人ずつ、10分~15分の講義を行い、それを参加者全員で評価し合います。

これは日を変え職業指導員全員が取り組みます。

 

ちなみに昨日はこんなテーマの講義でした。

 

・2進数の計算をPCでどのように行うのか

・標的型メール攻撃

・ファイルの保存の仕組み

・インターネットを利用する上でのマナーと脅威について

・OSの仕組みを理解することによる原因切り分け

・コンピュータの原則5つの機能

 

同僚の前で講義をするのも、同僚を評価するのもどちらも心理的にはしんどいです・・・。

 

ですが、以前のコラム(https://sarapore.jp/column/column11/)でもお伝えした通り、どんなに優れたカリキュラムがあったとしても、それを提供するのは人である職業指導員です。

 

ついつい同じ仲間なので評価も甘くつけたくなります。

 

が、それをやってしまうとその場の空気は平和でよくなりますが、さらぽれの商品、サービスが低下し、良いものをお客様に提供できなくなります。

 

お客様は賢く、よりよい商品、サービスを選びます。市場の原理ですね。なのでお互いに慣れ合い、ぬるま湯につかっていては存在する価値がなくなっていきます。甘い指摘はNGです。

 

とはいえ、決して相手をけなしているわけではありません。

 

相手を信頼しているからこそ厳しい指摘をすることも可能となります。

 

 

さらに、この研修には互いの良いところを学び合う、という目的があります。

 

講義の構成を作るのが得意な人、受講者と一体となって運営するのが得意な人、わかりやすくかみ砕いて、じっくり丁寧に進めていく人、板書が上手い人。さわやかな人。優しいオーラを身にまとっている人。ロジック→事例が抜群にフィットしている人。

 

 

人にはさまざまな個性があります。

 

その個性が時には【強み】として現れたり、時には【弱み】として現れたりします。

 

人から指摘されるのはもちろん勉強になりますが、人の良いところを見て学ぶことも、とても重要です。

 

そういう意味では【人と自分を比較すること】というのは必要なことであり、比較した後の自分のとらえ方、次の行動が大切なのだろうと思います。