さらぽれ池袋のSです。
さらぽれでは震災時マニュアルを常備しています(当然!)。このマニュアルは震災時の行動フローやチェック項目、そしてスタッフの役割などが書かれているもので、「その時」が来たときのバイブルです。
これ、結構綿密に書かれているんですよ。ただ、理屈ばかりで実地訓練が欠けていると、いざ本番で役に立ちませんよね…
ということで、11月9日の午後に震災訓練を実施しました。
今回の訓練はスタッフのみでの実施です。
訓練の内容は
①想定した災害・被害のもとで、
②マニュアルに則って行動し、
③震災時の備蓄品や防災備品を実際に使ってみる、
というものです。
・マニュアルに則った避難行動をとった時、どんな問題があるか?
・備蓄品を用いたときに、改善点はないか?
などといったことを洗い出し、震災時に「より」適切で迅速な対応をとれるようにしたい、というのが今回の訓練の狙いです。
————————————————
さてさて、訓練を始めると、
・・・あらら、思ったよりもスムーズに進まない。
マニュアル見ては、「これ、おかしくない?」とか「こっちが優先だよ!」と様々な意見が飛び交います。(意見が出るのはよいことですが、本番ではこうならないようにしないと!)マニュアルはあれども、細かいところで気を配らないといけないところは沢山あるなぁ、と思った次第です。
なんやかんやと初期行動を一通り終え、次は「事業所内で宿泊」を想定した訓練です。
電気もガスも水道も止まってしまった状態で「宿泊に必要なモノ」。これらはじっくり時間をかけて考えて、一通り取り揃えてはいますが、使う機会はこれまでそれほどありませんでした。今回は備蓄品や防災備品を実際にスタッフが使ってみました。
そうしたら、
やっぱりいろいろな意見が出ました(笑)。
あれが足りない、これも欲しい、これはダメですよ! etc,etc…
↑アルミ蒸着 寝袋兼用防寒シートにくるまってます。結構簡単に破れてしまいますので大事に使わないといけません。
訓練全体を通して言えば、スムーズにできたとは言えない面もありました。でもスタッフの意識は確実にあがった!やってよかった!と言える有意義な訓練になりました。東京はいつ直下型地震が発生してもおかしくないといわれています。常日頃から意識づけを大事にしたいです。
こんどは遠慮せず全員がアルファ米を食べましょう>池袋スタッフのみなさん