旧コラム

就労支援プログラム@池袋 ~企業担当者からみた「就労までに身につけておいてほしいこと」~

池袋事業所

2016.11.30

11月22日、株式会社綜合キャリアトラストの藤田亜希子氏を招いて、さら就労塾の訓練生向けに講演をしていただきました。講演のタイトルは「就労までにみにつけておいてほしいこと」。当日は横浜事業所からの参加もあり、24名の訓練生が受講しました。

 

 

藤田さんは現在、全労済(全国労働者共済生活協同組合連合会)ソーシャルオフィス担当として4名のメンバーのマネジメントを行いながら、他社ソーシャルオフィス担当者へのスーパーバイジングも行っていらっしゃる方です。そんな藤田さんとのお付き合いは約2年前、池袋事業所の訓練生が全労済様のソーシャルオフィス1期生として就労したところから始まります。(ソーシャルオフィスの開所式には私も参加させていただきました!)そしてこの2年間、働くメンバー一人ひとりの成長を考えた指導を実践されている様子を拝見する中で、是非一度、企業担当者の立場から訓練生向けにお話をしていただきたいと思い、今回登壇いただいた次第です。

 

講演の内容は

1)履歴書のサンプルをもとに企業担当者として「どこを見るのか」、そして「なぜそこを見るのか」という話を軸に、

2)【身につける力】を考える為には、

・就労が何なのか?

・企業で雇用されるとは?

・企業が社員に求めるものとは?

・長く務める為に必要な力とは?

を知らなければならないという流れでお話しが進み、最後に職業生活を送る上で「一つでも多くの武器を!」持つこと、そして「履歴書は貴方の努力の軌跡」であるというメッセージとともに約90分の講演は終了しました。とても具体的にお話しをいただいたからでしょう。その後の質疑応答は質問が途切れず、訓練生の皆さんからどんどん手があがる状況に!終了予定時刻の12:30ギリギリまで活発な質疑応答が続きました。

参加した訓練生の皆さんからは

「今日は大切なことをたくさん学ぶことができました」

「藤田さんのお話しの仕方がテンポよくわかりやすく、聞いていて楽しくかつためになりました」

「今までなかった視点から就労を考えることができるようになりました」

「就労がゴールではなくその先を考えることが大事だということがわかりました」

等々の感想が聞かれ、働く上でのたくさんの気づきを得る機会になったようです。