旧コラム

就労準備学習会、開催しました!

池袋事業所

2017.02.15

1月31日、障害者就業・生活支援センター ワーキング・トライのスタッフの方を池袋事業所に講師としてお招きして「就労準備学習会」を行いました。さらぽれでは、就労に向けての学習会をたびたび開催していますが、今回は少しこれまでとは違ったテーマを取り上げています。

 

就労に向けて必要な準備は、しばしば「健康管理」「日常生活管理」「対人機能」「基本的労働習慣」「職業適性」の5つで定義されます。さらぽれでの訓練では「対人機能」「基本的労働習慣」「職業適性」は事業所の中で、主に実際のオフィスに近い形で行われます。

しかし、残る「健康管理」や「日常生活管理」については、実践は主に事業所の外でのこと。スタッフからアドバイスはできますが、そこは本人の取り組み姿勢がモノを言う、というところがあります。

そこで、今回の学習会はさらぽれに通う皆さんに対して、生活リズムや生活管理の大事さを意識していただく機会を持ちたい、と思い「日常生活管理」にフォーカスを当てるかたちでの講義をお願いしました。はてさて、どんな学習会になったかといいますと・・・

 

当日は1グループ4~5名に分かれ、ワーキング・トライ様の説明やDVD鑑賞を行なったのち、本日のメインである日常生活管理についての学習が始まりました。

その内容は、求人票を一枚用意し、「その会社に勤務なら、どのような生活リズムで過ごす必要があるか?」を「グループ皆で検討」というものです。さらぽれの訓練時間は通常9:30~16:00ですが、求人票の条件である「9:00から会社に通勤、17:00に退社」を想定してみると・・・!?

あらら、「睡眠時間、起床時間を考えないとナ…」「早起きしなきゃ…」という声がそこかしこから。そうなんです。睡眠時間の確保はとっても大事なんですヨ。皆での検討後には講師の方からも「睡眠時間はゼッタイ削らないこと。」とビシッと言っていただきました。皆さん、これから先、就労した後も絶対忘れないでくださいね!勤務先の場所によっても、起床時間が大きく変わることがありますよ。勤務地もしっかり意識しましょう。!

そのほか、遊ぶ時間を削らないとダメですね…なんて声も。そうなんです。働くということはそのあたりをしっかりコントロールしていく必要もあるのです。。

1日24時間は皆に平等です。睡眠時間、通勤に掛かる時間、勤務時間、遊びの時間、それぞれ、自分自身の体調と考え併せて、ベストなリズムを見つけてくださいね!