旧コラム

できる新入社員への1ランクUP

横浜事業所

2017.02.24

「分からない時はいつでも質問してください」

入社したらこんな言葉で迎えられたのに・・・。

実際に相談や質問したら、

「それくらい自分で考えてもらえるかな」

「そんなことでいちいち質問しないで」

と言われて、言ってることと違うじゃないかという思いをしたことはありませんか。

 

さて、上司や先輩は意地悪しているのでしょうか

 

今回のコラムのテーマは

質問する前に自分でできることは何か

です。

 

この力をしっかりと身に着けて、

入社して新人の内から、スムーズに仕事を進めていけるようになりましょう!

これができると断然仕事しやすい環境が作れます!

 

では、基本的なことですが、上司や先輩も仕事をしています。

自分の仕事をしつつ、部下や後輩の仕事もサポートしなければなりません。

部下や後輩の人数も一人ではないケースもありますし、

それに加えて、上司や先輩にも上司はいますし、

他部署との連携もあります。

 

こういった状況で、何でもすぐに聞いてしまうと、

その分だけ上司や先輩の時間がとられてしまうことになります。

指示している立場からすると、新人の内は自己判断で進められるより、

不明点は質問にきてもらえる方が助かるのですが、

自分で何とかできることはやってほしいという思いもあります。

上司や先輩のとりまく環境を知っていると、

なるべく自分でやってほしいという気持ちも分かりますよね。

 

なので、何か問題が起きた際にも、自分で対処できることは、対処を目指しましょう、

というのが、このコラムの主旨となります。

 

 

けれども、新人の内は何が質問すべきことで何が自分で対処すべきことなのか、

判断するのは難しいですよね。

まずは、既に上司や先輩から自分に伝えられているものなのかどうか、

を最低限の判断基準としてください。

伝えられていれば、自分で対処すべきであり、

知らないことであれば質問するようにしましょう。

とても当たり前な基準となりますが、まずはここからになります。

そして、どうやって判断すればいいのかと言いますと、

自分の持っている情報を調べることで判断できるのです。

自分の持っている情報って何? 何を調べればいいの? って思いますよね。

ということで、そのポイントを以下に記載していきます。

・マニュアル

業務の流れや手順で困ったときはまずはマニュアルを読み直すのが基本です。
マニュアルは業務を進める上で滞りなく遂行できるように作成されたものです。
困った時に、その対処が書いてある可能性があります。
なので、手順を忘れたり、いつもと違うケースが起きたときなどは
マニュアルを読み返してみてください。
覚えているつもりでも意外と気づいてない内容が見つかることもあります。
マニュアルから見つけられなければ質問するようにしてください。

・メール

メールも重要な情報源です。
必ず定期的にメールをチェックして、情報の抜け漏れを防ぎましょう。
頻繁にメールが受信されると、ついつい読み飛ばしてしまいそうですが、必ず読みましょう。

・自分がとったメモ

仕事をしているとメモをとる機会はたくさんあります。
仕事を教えてもらったとき、
ミスをしたときのアドバイス、
全体への周知事項など、
口頭でその場で伝えられます。
そのときにメモした内容は仕事に活かすべきものです。
何か困ったときには自分のメモを見返すことは大事です。
「前にも言ったよね」と言われるような二度手間を取らせないようにしましょう。
メモの整理も合わせて大切ですね。

・インターネット

職場では普段の生活では使われない言葉が、知ってて当然のように使われます。
質問して教えてもらえないこともないですが、調べれば分かることもたくさんあります。
今はインターネットで検索できるので、聞きなれない用語は自分で調べてみましょう。
会社独自の専門用語もありますので、検索しても引っかからないときは質問しましょう。
(例:「新規事業の会議はペンディングになったから」、って言われたけどペンディングって何?)

上司や先輩に質問する前に、自分でできることを並べてみました。自分で調べられるものを調べることができれば、上司や先輩にかかるコストを減らすことができます。
これらを日々習慣的に実践して、1ランク上の人材を目指していきましょう!