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働くために「障害者手帳」は必要なの?

こんにちは。職業指導員のHMです。

 

私は働いている最中に聴覚の病気を発症し、先日障害者手帳を取得しました。

今回のコラムでは私の「障害者手帳」取得体験を記事にしてみようと思います。

 

目次

1.なぜ「障害者手帳」についてコラムを書こうと思ったのか

2.そもそも「障害者手帳」って何?

3.働くのに「障害者手帳」は必要?

 

 

1.なぜ「障害者手帳」についてコラムを書こうと思ったのか

 

私の周りには「障害者手帳」を取得しようか迷っている方がたくさんいらっしゃいます。そして実は私自身も、以前はちょっと抵抗感を持っていました。

 

私自身が「障害者手帳」を取った体験をコラムにすることで、迷ったり抵抗感があったりする方の参考になればうれしいと思い、思い切って今回のコラムテーマにしました。

その為にネットで「障害者手帳」を検索してみたのですが、意味合い的な情報はたくさんあっても体験記的なものは少ないように感じたのも、書こうと思う動機になりました。

 

 

2.そもそも「障害者手帳」って何?

 

ざっくりいうと「定められた障害の状態にあることを認定するもの」です。

 

身体、知的、精神と、障害によって発行される手帳は異なります。

それぞれ手帳の名称は以下のようになっています。

・身体…「身体障害者手帳」

・知的…「療育手帳」

・精神…「精神保健福祉手帳」

 

手帳の色や大きさ、外部に印刷される文字などは地域によって異なっていて、3種類とも同じデザインのところもあれば表記だけ同じ場合など様々です。

 

私が受け取ったのは東京都発行のタイプで3種類とも表記や色が違います。

「手帳」という名称なので、私は小さくて薄いスケジュール帳のようなもの想像していました。

実際はエンジ色のビニールカバーの中に、必要な項目が印刷された用紙が入っていて、一見パスケースのようです。

 

ケース外側は、片面に「身体障害者手帳 東京都」の文字が印字されています。

反対側はケースが透明になっていて、顔写真・名前交付日や障害等級、東京都の印が押されている面が見えるようになっています。

住所や障害名が印字された部分はケース内側にあり、手帳を開いて見せなければわかりません。

交通機関などで手帳を提示する際に、必要な情報のみが見えるようにするという配慮からこのデザインになったようですね。

 

 

3.働くのに「障害者手帳」は必要か

 

さてこの障害者手帳ですが、働くうえで必要かどうかが気になるところですよね。

 

制度上、「障害者雇用」枠で働くためには「障害者手帳」が必要です。

 

しかし雇用枠を考えなければ、働くのに「障害者手帳」は必須ではありません。

でも私は働いている状態で「障害者手帳」を取得して会社に伝えることにしました。

 

何故なら、自分がこの職場で長く働き続けるのに「障害者手帳」を取得して会社に伝えたほうが、メリットがあると思ったからです。

 

どうしてメリットがあると思ったのか、次回のコラムでは「障害者手帳」のメリットデメリットについて記事にしてみたいと思います。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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