通勤時間ってとっても大事、というお話し。
通勤時間や通勤環境はQOLに直結する問題です。
どれだけ職場環境が良く、またお仕事にやりがいがあろうとも、通勤時間が片道2時間ではとても毎日通えそうにありませんよね。
逆に職住近接を実現できればQOLが爆上がりするはず!ということで、私も事業所のある下北沢で物件を探してみたんですが、家賃の高さに立ち眩みが…。
それはさておき、障害者雇用の面接では「家からここまでの所要時間はどのくらい?ルートは?」という質問がほぼ必ず飛んできます。
というのも、障害者の皆さんにとって通勤が大きな鬼門となるからです。
乗り換えなどルートを覚えられずしばらくは付き添いが必要な方、満員状態の閉鎖空間でパニックなど精神不調が起きやすい方、そもそもの体力がない方などなど、障害特性によって支障の出方は様々。
身体障害をお持ちで移動に困難がある方は、エレベーターに乗るために遠回りしたり、駅員さんに介助を依頼する必要があるため、想像以上に時間がかかります。
求人票を見る際、給与や業務内容も気になるところですが、まずは就業場所をチェックしご自宅からのルートをGoogleマップなどで検索してみてください。
また、所要時間だけではなく、駅構内の動線や時間帯ごとの混み具合など、実際に現地で確かめないとイメージしにくい要素も多いため、余裕があればエア通勤してみるのも吉です。
なお、本コラムのタイトルは中川家の名作コントから引用しています。
下北沢の再開発では売れないバンドマンや劇団員を地中に埋めていっているそうですよ。東京怖い。