旧コラム

合同面接会への道

秋葉原事業所

2015.07.22

合同面接会への道~前編~

“いざ就労活動を始めるといっても、何から始めたらいいの?”

“障害者雇用で働くのは初めてなんだけど、何が違うの?”

 

先月末、6月25日に東京にて「平成27年度第1回障害者就職面接会」が行われました。さらぽれの各事業所からも参加した訓練生の方々がいらっしゃいます。

そこで、今回はこうした合同面接会に応募する場合、さらぽれではどんな支援をするのかざっくりとお伝えします。

 

1.応募企業を選ぶ

まず、当然ですが応募する企業を選びます。

でも、「こういう会社で働きたい!」というのが明確になっている方ばかりではありません。どうやって応募企業を選んだら良いのかわからないという方もいらっしゃいますよね?

そういう場合は、応募書類の作成を先に始めます。履歴書と職務経歴書を書いていく中で、今までの職歴や訓練歴を振り返ることができます。職員と一緒に確認することで、今後どういう企業で働きたいのかを少しずつ明確にしていくことができます。

 

2.応募書類を作成する

応募先が絞れてきたら、志望動機を含む内容を記載し、書類の体裁を整えます。

が、この「志望動機」がなかなか曲者で、皆さん苦戦されます。

企業のホームページから取ってきた言葉を使ったり、ついついどこかの本で読んだようなかっこいい言葉を使っちゃったり…(笑)

それから自己アピールや配慮事項を書くのも結構大変です。

「こんなこと書いたら書類でボツになるんじゃ…」

そんな心配がよぎります。

確かに心配ですよね。でも、当たり前ですが、応募書類は書いて終わりではありません。その先には面接があります。ということは面接で応える内容と応募書類に書いている内容は一致していないといけません。

大事なのは、その場限りの内容ではなく、先を考えた内容になっているのか?自分の言葉で語れる内容になっているのか?ということ。

こうした視点から職員は、訓練生の皆さんが作成された応募書類を確認してフィードバックします。

 

次回は面接練習について、紹介します!