さら就労塾の商品・サービスとはいったい何なのか
職員はこれをはっきりと、「職業指導員の質である」と定義しています。
どんなに優れた訓練ツールや訓練カリキュラムを開発、構築したところで、結局はそれを使いこなすだけの力量が職業指導員になければ、訓練生に品質の高いサービスを提供できないからです。
職業指導員の質を上げるため、社内で一つのプロジェクトが動いています。
それが「人材育成プロジェクト」です。
職員の成長管理を担い、さまざまな研修を計画、実施しています。
その中でも今回は先日行われた「ビジネスベーシック研修実践研修」についてお伝えします。
この研修は、普段訓練生に対して行っているビジネスベーシック研修を、職業指導員同士で実施し、理解を深める目的で行われました。
右の写真をご覧ください。千歳台事業所での研修風景です。
なにやら新聞を丸めて遊んでいるように見えるかもしれません。
これは「組織」についての考えを深めるためのワークです。
このワークに取り組むことで、
- なぜわざわざ人は組織を作るのか。
- 組織として成り立つには何が必要か
- より大きな成果を上げるにはどうすればいいのか。
などを体感し、理解することが出来ます。
また、この研修は受講者側の立場での気づきを得ることももちろん、担当講師への指導力フィードバックの機会としても品質向上の一つとなっています。
次の写真は秋葉原事業所にて行われた研修の様子です。
この回のテーマは「報告・連絡・相談」です。
報告、連絡、相談のそれぞれの定義を確認、ケーススタディを行い、改めて報連相の大切さ、難しさの認識を共有することが出来ました。
また、社内での来客応対や名刺交換などのロールプレイングも行いました。
さらぽれの職員は9割以上が福祉未経験ですが、IT分野を中心に企業での実戦経験を活かし、新たなる企業人の育成にあたっています。
より大きな役立ちをするために、各人のキャリアを活かしつつ、組織としてのサービスの標準化を図るべく、今後も社内研修を行っていきます。