コラム

強制マインドフルネスについて

秋葉原事業所

2024.11.11

マインドフルネスについて、書籍やネット記事や動画など目に触れることも多いですが、その言葉の定義や活用の仕方など様々です。
調べてみて試してみたけど、難しかったり合わなかったりといった声も時々聞きます。
今回コラムに書こうと思ったのはそういった背景から、私なりの取り入れ方をご紹介してみようと思ったからです。
名付けて「強制マインドフルネス」です。
やろうと思っても、なかなかうまくいかない、意識できない、といった方向けのテクニックになります。

まず、今回ご紹介する方法の期待できる効果は、
「考えたくないことをモヤモヤと考えちゃう」、「思考を止めたくても止められない」というときのリセットすることを目的としています。
例えば、「明日は人前での発表があるけど、想像すると今から緊張してしまう」とか「今朝、人に言われたことが納得いかなくて、相手の言葉の真意をぐるぐるもやもや考えてしまう」みたいなケースですね。
こういうときは、考えても仕方がないと思っても、ついつい考えてしまうものです。そして、たいていの場合、頭の中の思考だけで解決できないことも多く、考えるだけ疲れしまうことも往々にしてあります。かといって、別のことをに集中しようと思っても、ふと気づくとそのことを考えてしまう・・・。

そんな自分の努力で意識の切り替えができないときの「強制マインドフルネス」です。ざっくりいえば、無理やり別のことに意識を向かわせるような環境を作ってしまう、というテクニックです。
例えば、私の場合で言えば、足つぼマッサージです。ごりごりとした痛気持ち良い感覚が強制的にぐるぐる思考を排除してくれます。山歩きも同じ様に、歩きにくい道を歩くことに強制的に意識が持って行かれるので、踏み場を探すことだけで頭の中がいっぱいになります。

このように「○○を考えない」という方向性でなく、別のことで頭がいっぱいになる状況に自分を身を置くということがポイントになります。無心や没頭に近い状態ですね。
知り合いは、歯のクリーニングに行く、と言っていて、なるほどなぁと思いました。他にも、写経とか塗り絵、料理なども同様の効果を期待できそうです。

いかがでしたでしょうか。
あくまで個人の感想ですが、参考になりましたら幸いです!