働くことに困りのある人たちの支援の一つとして2007年から障害福祉サービスである就労移行支援事業に取り組んできました。
そうしたなか、障害福祉サービスにつながらない若者の存在に気づき、2015年独立行政法人福祉医療機構(WAM)の助成を受け、地域若者サポートステーション(サポステ)との連携事業を実施しました。
この事業を通じて、プログラムに参加した若者が以下のような悩みを持っていることが見えてきました。
- アルバイト等非正規雇用が多く、職場での仕事の仕方や振る舞いについて知らない
- パソコンのスキルはあっても職場で求められる使い方がわからない
- 働いた経験がない、もしくは少ないので働くことのイメージがつかない
働く上で「当たり前」とされていることを知らないために不安を感じていたり、自信をなくしていたのです。彼らが自信を持って一歩を踏み出すための支援をより多くの地域で行いたいという思いから、2017年にさらプロジェクトは公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センターが運営している若年者就労支援室(あんだんて)の構成団体になりました。
また、日々接する支援機関・教育機関の皆様と一緒に現在の課題について検討し相談・プログラム提供を実施しています。
記載しているもののほかにもご相談承ります。働くことに困りのある若者への支援を、皆さんと連携して実施していきます。