訓練生ブログ

初めての就職が決まるまで:答えを求めるワタシの歩み

下北沢事業所

2025.08.06

訓練生 MHUK

この記事を読んでいただいている皆様、
はじめまして。
この度、就職先が決定し、
さらぽれを卒業することになりました、
下北沢事業所訓練生のMHUKです。 

 

9月生としてさら就労塾に入ったのは、
私含めて女子4人と男子
1人でした。 

学生時代は同期という響きに慣れてなかったので、少しずつ慣れてきた頃には「これが、同期がいるということか」と実感できるようになりました。 

基礎コースの一環で会社見学に行った際はカメラ担当が多かったですが、 

趣味でパレードのピューロダンサーさんを撮影していたので役立てられて嬉しかったです。 

 

わたしは、ピューロダンサーさんとピューロランドのパレードやダンスが好きで、 

同期のみんなは私の話を聞いてくれました。話を聞いてくれて本当に嬉しかったです。 

事業所に飾ったイラストを褒めてくれたり、何回か食事に行けたこともありました。 

 

この事業所に入る前の私は、何のためにやる作業なのか説明されても実際の具体的なイメージが掴めず、なんとなく分かっている状態でした。 

ハローワークでも担当者さんに頼まれたことを書き、質問したことも書いて、実際に読んだら親に上手く説明できないことも多くありました。思い込みもあって、その場で理解しても後でわからないこともありました。 

 

相談がてらに通っていた場所では「面接の時にメモを見ていい」「メモを見ないで言えるようにして」と言われたり、「会社では質問しすぎるとダメ」といろんな情報を言われ混乱し、それに強く引っ張られてしまいました。 

 

そのため面接では言われた通りにしたのに、緊張している訳ではないのに、ある時になると口にするたび自然と感情が言葉を抑え込んできて、嫌でもぽろぽろと泣いてしまい、就職活動は全く進みませんでした。 

 

下北沢事業所に入った頃も、心の中で「前は〇〇って言われたのに」と引きずっていました。 

ですが慣れてきた頃、今の担当者さんから「分からないで仕事をするより、自分が分かるまで質問したほうが良い」や「理解できなかったら自分がわかるまで聞いたほうがいい」と言われ、気にせずにわからない質問ができるようになったと思います。 

 

受かった会社で初めて「トライアル雇用」という応募を知りました。 

私は知的障害と広汎性発達障害があって、知的障害の場合は三か月のお試しスタートだそうです。 

この会社の実務を経験して、仕事は「好きなこと突き詰めるため」に働こうと思いました。 

 

今は叶えられない夢もぜったい叶えるためにも、はじめの一歩を頑張ろうと思います。 

1年9ヶ月ありがとうございました!