この度就職先が決まり、2026年2月にさらぽれを離れることになったIMです。
私がさら就労塾、ひいては就労支援施設を利用し始めたきっかけは、とある支援相談機関(以下S)からの勧めです。
私は元々、「普通の」社会人として暮らしていけるかに強い不安を抱えていました。
「普通に暮らすにはどれくらい稼げばいいのだろう。」
「失敗して会社に大損害を与えたらどうしよう。」…etc.
十分な収入があって、問題を起こさない「普通」の人として生きていたいと思うあまり不安が膨らみ、就職への一歩を見いだせなかった日々。医師から「社会不安障害」と診断され、当時通っていたSにこのことを伝えると、就労移行支援の存在を教えてくれました。
その後見学を重ね、「事務という明確な仕事を想定した訓練」「基礎・就職準備コースといった明確なステップ」を持ち合わせたこのさら就労塾が、私にとって社会人になるために最適な場所と考え、通うことにしました。
こちらでは基礎コースでは講義形式でPC知識やビジネスマナー等を学び、その後就職支援コースでより実務に近い訓練を行いました。当初は「課題の提出期限より一刻も早く出すこと」に執着するあまり、ミスが多発する・指示を一部忘れるといったことが頻発しました。障害以外に抱えている病気や体力を考えず訓練に没頭し、週の後半には疲れて休むといったことも。職員の皆様が丁寧に指導してくださったので改善することができました。また、徐々に「普通の社会人」という曖昧な理想像に固執せず、「仕事に就くため、今すべき目の前のことをする」とストレスの少ない考え方ができるようになりました。
そして見学先の職場から実習のお誘いをいただき、そこから選考が始まりました。さらぽれで培った事務スキルや「目の前のことをする」という意識が功を奏し、トライアル雇用での内定をいただくことができました。
将来のことを考えることは、もちろん大切なことです。しかし、先のことを考えるあまり眼前のことをおろそかにしては本末転倒です。まさにそんな状況だった私を、さらぽれの皆様方がサポートしてくださったおかげで、働くための準備をすることができました。未来への不安は決して消えないけれど、こちらで得られた経験と自信をもって社会人生活へ挑もうと思います。最後になりますが職員の皆様方、10か月間ありがとうございました。