お困りごと
上司に「ごめん、これ急ぎでやってもらえる?」と依頼されたけれど、今は研修報告書の作成中。
「すみません、今、研修の報告書を書いていますので」と伝えると、
「研修の報告書は後にして、こちらを先にしてください。お客様が待ってます」と急に怒り出し、イライラした様子で
行ってしまった‥・。
仕事はどれも大切なはずなのに、優先するものと後回しにしていいものって、どう判断するんだろう?

教えて!對馬さん
上司に「ごめん、これ急ぎでやってもらえる?」と依頼されたけれど、今は研修報告書の作成中。
「すみません、今、研修の報告書を書いていますので」と伝えると、
「研修の報告書は後にして、こちらを先にしてください。お客様が待ってます」と急に怒り出し、イライラした様子で
行ってしまった‥・。
仕事はどれも大切なはずなのに、優先するものと後回しにしていいものって、どう判断するんだろう?


仕事の優先度には「緊急性」と「重要性」の2つの要素があります。。
■緊急性:どれだけ急いで対処しなければならないタスクか。
高い順に
①今すぐに対応しなければならないもの。(接客・緊急対応・上司からの「すぐに」という指示・約束の時間が迫っているもの)
②締め切りが早いもの
③締め切りが遠いもの
■重要性:会社やお客様にとって、どれだけ重要なタスクであるか。
高い順に
①会社の存続やお客様の人生に直接的に関わる業務
②お客様との約束・上司に優先的に、と指示された業務
③自分の主業務・急ぐ同僚の手伝い
④自分の主ではない業務(報告書の作成、仕事の用品の買い出しなど)
⑤いつやってもいい雑務・自分の勉強
今回の相談者のケースですと、上司が「急ぎで」「お客様が待っている」と言っているので、
緊急度=①、重要度=② → 研修の報告書よりも優先度が高いことが分かります。
以上のように緊急性と重要性の2つが仕事の優先度を図るための目安となります。
緊急性が高いものは比較的重要性が高くなる傾向があるので、まずは緊急性、そのあと重要性で判断を行うのが最も無難でしょう。
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